「青汁王子」三崎優太さん、倒産相次いだ『経営コンサルタント』に疑問「本当に経営が出来るなら・・・。
三崎さんは「今年は経営コンサルの会社が116件も潰れたらしい」とデータを紹介。その上で「人に経営を指導する仕事なのに、潰れるとか意味不明すぎる」と感想をつづった。
三崎さんは「そもそも本当に経営が出来るなら、他人に指導する前に、自分で経営して稼いでるよね」と指摘し、「自分で経営をしたこともない肩書きだけの人達にコンサルなんかうけても上手くいくわけないじゃん」とバッサリだ。
彼の意見を小学生にもわかりやすく説明すると、
ということです。
※小学生相手にこのような説明をする際は、最後にオープンクエッションをし、彼らに回答を求めるようにすると良いでしょう。
・・ということで、
以下の記事を見てもらいたい。
コーチングとカウンセリングの観点から
コンサルにはコーチングやカウンセリングのテクニックも用いられる場合がありますので、コーチングとカウンセリングの観点からみていきます。
三崎さんの場合、「自分で経営をしたこともない肩書きだけの人達にコンサルなんかうけても上手くいくわけないじゃん」という指摘は、コーチやカウンセリング業界でもオーバラップさせることができます。
過去の記事でも説明したとおり、コーチ側の経験が高くないとクライアントから良質のアイデアを引き出すことはなかなかできません。
また、カウンセリング業界では病んだクライアントの話を聞く側であるカウンセラーが病んでいる事は多々あります。
果たして、このような実情でクライアントは自身の問題を解決することはできるでしょうか?
chatGPTの台頭
現在はchat GPTをはじめとするAIが自分のパートナー(あるいは秘書のような存在)によって、壁打ち相手が人間でなくても、AIと良質の壁打ちができるようになりました。
もちろん、過去記事でも述べたようにクライアントとコーチ双方のレベルが低い場合には生身のコーチングというものも非常に有効ですし、クライアントとコーチ双方のレベルが非常に高い場合にも有効です。
ただ、大多数を占める中間層のコーチングにおいて、シェアを独占しかねないほどの実力をchatGPTは有しています。
うまくプロンプトを用いれば、中間層においてはコーチングは必要ないかもしれません。一部の業界(例えば業務独占資格業界)の技術的な部分のコーチングは少々難しいものの、AIは多くの領域においてカバーしています。
このような状況下において、日本人コーチ側に必須の経験は国語能力の向上と内的経験といえます。
コーチとして差別化を計るのは当然ですが、少なくとも日本語(あるいは現代文)の深い理解は必要不可欠です。なぜなら言葉は心の表れだからです。
また、内的経験というのは倫理観や道徳観、宗教観をはじめとする精神的な領域での経験のことです。AIにも一般常識的な倫理感や道徳感は備わっている(ように見える発言を出してくれる)ように見えますが、実際、AIには精神性はありません。
よって、国語能力に長けた精神性の高いコーチがAI時代に登場しなければなりません。このようなコーチがAIを使いこなせばより発展的なAIを使えることになるでしょう。
ここまでの話は、コーチもカウンセラーもまったく同様です。
カウンセリングの限界点
少し話は飛びますが、
参考までに以下の記事もご覧ください。