200827
コロナ休み明け初めて久しぶりにオケ聴きに行った。DOMMUNEからの読響の2020 東京アヴァンギャルド宣言、ゴリゴリの現代音楽、高橋悠治氏のオケでやる作品を聴いた。
現代音楽は聴いててスッキリするものじゃないし意味不明におもったことは次の日もやっぱ意味不明なままで朝がくる。でも気持ちよくないから、自分の中の問いや欺瞞みたいなのを炙ってくれる。
少し、本を読む感覚と似てる。
帰ってきて高橋悠治氏の2005の対談を夜寝るときに聴いていたら内臓刺されたみたいな気持ちになって動悸がしてうまくねむれなかった。
あんなにロマンチックに、少女みたいな音でピアノ弾く人のことば。
演奏会を終えてホールを出たら、一人駅へ歩く一柳慧氏が見えた。夜の広場をまったく振り返らずちょっと昔のタイプのスーツを着て、背筋がめっちゃきれいに伸びててズンズン歩いていった。
絶対に話しかけたりしないけどかっこよかった。
一人で闇に溶けてた。