早起きは、自分との朝アポ。 元・超夜型人間がお伝えする、モーニングアジェンダ5選☀︎
気がつけば早起き生活をはじめて2年が経った。朝渋コミュニティではご存知の人も多いが、私は数年前までザ・夜型人間であった。深夜のラーメンを食べて寝る頃には2時、今より10キロも太っていた。
「早起き」と聞くと、「意志力」や「鉄人」のようなイメージを浮かべる人も多いかもしれないが、実際のところは生きる時間を数時間、前倒ししているだけである。
私の場合は、2:00寝→9:00起の生活を、22:00寝→5:00起にシフトした。体が慣れるまでは少し時間がかかるが(時差ボケのようなものだ)、慣れてしまえば体内時計がそのリズムで動くようになるので、努力が必要なものでもない。
朝型でも、夜型でも生きてみた私が、やっぱり朝を選ぶ理由。それは、早起きの人しか味わえない、ノイズのないゴールデンタイムを過ごす贅沢があるからだ。
今日はnoteの企画 #お気に入りの朝の過ごし方 にちなんで、毎朝の5つの習慣を紹介したい。
ベッドからは2つの小窓が見えて、目覚めると必ず、その窓から空の様子を確認するのが日課だ。夜明けの空には、いろんな色がある。桜のような淡いピンク、グレープフルーツに似たオレンジ色、辞書にはない色がグラデーションになって広がっていく。曇りの日もあれば、雨が窓を打ち付ける音で目覚める日もある。眠気まなこで空を眺めて、「あぁ、今日がはじまるなぁ」そんなことを思いながら、ぼーっと自分の体が起動するのを待つ。
起きたての1杯は特別だ。特に、果実をそのまま絞ったようなジュースを口にする瞬間はサイコウである。最近、本当においしいものを口にすると、体(というか細胞?)が喜ぶ感覚に気づいた。体の中が潤うと、だんだんと臓器が目を覚ましていくのを感じる。この瞬間が、とても好きだ。
脳が起きてくると、あれこれと思考を始める。忙しい日はTo Doが頭の中を駆け巡って、落ち着かない時もある。そんな時はアプリ「relook」で5分程度の瞑想をする。呼吸に意識を向けて、心と頭を空っぽにすると、自分の重心がずっしりと固まるような感覚を得ることができる。
メイク中は絶対にお気に入りの音楽をかけて、鼻歌を歌いながら準備する。人生のテーマに「ご機嫌で生きること」を掲げている。着替えてメイクをしながら、今日の気分をデザインする。少しテンションが低いからカラフルなアイシャドウにしよう。大切な打ち合わせがあるから、肌を丁寧に仕上げよう。そんなことを考えるとき、BGMがテレビでは、なりたい自分にフォーカスできないような気がする。気がするだけかもしれないけれど。
始業1時間前に訪れる、お気に入りのカフェもある。ここではできるだけスマホを見ないで、「重要だけど緊急ではないもの」と向き合うと決めている。会社のこと、人生のこと、家族のこと。頭の中に浮かんだことをノートに書きながら、心のままブレインダンプを楽しむ。自分の心の輪郭がはっきりしていて、何をすべきか、どうあるべきかを掴むことができる。
朝には、人生に自覚的になれるスイッチがたくさんある。
SNSや満員電車、飲み合いのお誘い…世の中にノイズが溢れる前にそっと布団を飛び出して、自分だけの時間を過ごしていると、まるで小さな頃に秘密基地で遊んだようなワクワク感に包まれる。私は、こうした時間に出会って以来、朝の虜になっている。
そんな朝の素晴らしさを伝えたくて、いや人生に自覚的に生きるスイッチの存在を多くの人に知ってほしくて、朝渋を運営している。
2020年も、早起きを続けたい。もちろん、たのしみながら、ね。(たのしむの大事!)
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このnoteは、朝渋で開催中のnoteコンテスト「#お気に入り朝の過ごし方」をテーマに書きました。他のエントリー作品も、早起きをしたくなる素晴らしい作品ばかり。ぜひのぞいてみてください♪
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