経営と【生きる美学】起業から5年が経って思うこと。
モーニングラボの第5期が終わる。
期末の最中、メンバーからとっっっても! 粋なサプライズを仕掛けられ、それがめちゃくちゃ嬉しかったので、今日はそのことを書きたい。
・*・
私たちは毎月、井上の仕切りで月末ミーティングをやっいている。毎回テーマはさまざまで、数分で頭の中のことを書き出すことが多い。
普段伝えられない感謝を言葉にしたり、時には厳しいフィードバックがあったり、月末mtgはチームにとって、非常に大切な時間である。
9月のミーティングでは、決算期ということもあり、モーニングラボ「TIEメンバー」(TIE制度についてはまた別の記事書きたい )のフォトグラファー、デザイナーも参加。
そして(なぜか)原稿用紙が配られた。
テーマは
久々に縦書きの原稿用紙を前にして、まあいろんなことが思い浮かんでくる。
会社らしくなったのは4期目の終わりからのこと。この1年、モーニングラボは「再創業」をテーマに、まるで別の会社に生まれ変わった。
仲間が増えチームになり、人の人生を預かることで、新たに強い覚悟が生まれた。
おかげで今、経営者人生の中で大変で一番たのしく、充実の日々を送れている実感がある。
そんなことを思い出して、みんなが何を読むのかワクワクしていたら、いきなり
「こんな大切な文を、ここで読むべきなのか」
「いや読むべきではない!!」
と謎の寸劇がはじまり、
「じゃあ、行こう!!!」
と、車の中に詰め込まれたのだった。
▲帆奈美のドヤ顔
一度自宅に寄り、泊まりの準備をさせられたあと、行き先知らされぬまま、車は走リアルに続けた。
着いたのはキャンプ場だった。ここで5周年を祝うとのこと。
どうやらこういうことだったらしい。
(みんなグルだった、全く気づかなかった…!)
嬉しいサプライズとともにBBQがはじまり、インターン優ちゃんの20歳をお祝い。
モニラボ5歳をお祝いしたあと
いよいよ作文タイムに。
涙なしでは聞けない手紙をもらった。わたしの宝物になった。
▲ランプの灯りで読む原始スタイル
この夜、改めて考えた。
何のための起業か、誰のための経営か。
経営の本質は、生きる美学を考えることに近いと感じる。
いつか終わりが来る人生だが、仕事はその大部分を占める。命を削って働く先に、あなたはどんな価値を届け、世界をどんな風に良くしたいのか。こうした人生の美学を、仕事に重ね合わせることができれば、そんな幸せなことはないだろう。
人として、これはやろう。
人として、これはやらないでいよう。
そういった美学を、起業して数年は考える余裕もなかった。とにかく目の前のことに必死で、明日ご飯が食べられるのかもわからず、暗中模索の日々であった。
しかしチームを持つにあたり、この1年はそうした美学について、コアメンバーである井上、久保と徹底的に話し合ってきた。
そしてその輪郭をハッキリさせたら、どんどん攻めた。
✔︎ミッションビジョンの再制定
✔︎事業計画の大幅見直し
✔︎コーポレートサイトリニューアル
✔︎シェアオフィスから自社オフィスへ
✔︎メンバー採用
✔︎朝渋サービス展開 etc
ここだけの話、売り上げは200%成長した…!!売上のみならず、気持ちの充足感も高い。
再創業のはじまりは、一点の曇りなくやりきった感覚がある。5年後の景色は、想像もしていないくらい素敵なものだった。
わたしが目指すチームは、それぞれに見つけた人生の使命を、モニラボを舞台にいかんなく発揮すること。
アプローチや強みは違えど、美学をともにして、目指したい世界を自らの手でつくることである。
そのイメージが、よりはっきりと見えた一年だった。
起業家から経営者へ。
次なるステージに向けて、さらに加速していきたい。
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