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12月の團十郎白猿襲名披露口上の顔ぶれ、良いじゃん

一部の人は12月の口上の顔ぶれにご不満らしい。要は市川家に連なる所縁の役者ばかりが大勢並んで、その他のビッグネームが並ばないのがお気に召さない様子。

私はむしろ市川家を束ねる者に相応しい良い顔ぶれだと思う。

大幹部だけでなく、これまで市川宗家と関わり、また陰となり日向となりながら支えてきた名題役者をできるだけたくさん舞台に載せようとしてるように見える。

その十三代目團十郎白猿の心意気や良し、でしょう。

歌舞伎座の、團十郎の襲名披露口上に列座できることの栄誉は、今回の計らいかなかったら寿猿、猿弥、笑也、笑三郎…といった人には回ってこなかったはず。

ただただ豪華な顔ぶれの口上とは違う、一家一門を率い、支えていこうという團十郎白猿の決意の表れでもあると感じた。

松竹歌舞伎美人へのリンク
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/770

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