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【活動報告】さぼり場社会科見学〜長野編〜①

今回、戸田公園 東口「さぼり場」が主催する「さぼり場社会科見学〜長野編〜」のアテンドをさせていただきました。こちらはワイン寄りの内容になっていますので全体の報告や「さぼり場って何?」は、こちらのnoteをご覧ください。

高速…渋滞とは云っても…低速だろう

長野県東御市での待ち合わせは、4/2(土)9:00。埼玉県戸田市の集合は6:15。
僕は朝が嫌いなんです…「なんで早く寝なかったんだろう」という後悔しか感じたことがない…とにかく朝が嫌いなんです。
コロナの制限がない週末の朝となれば渋滞が当然。しかし、「無理をお願いして待っていてくれる方がいる」と思うといつもよりアクセルを踏む力が強くなってしまいます。どうやら、助手席に座っていた撮影担当の「信ちゃん」は僕のスピードで仮眠が取れなかったようです。この場でお詫び申し上げます。こんな写真が撮られているとは思わなかった・・・センスの塊です・・・

高速道路のラインを読む中村

新しい朝が来た、希望の朝だ

長野に入ってからタイムを稼ぎ、思ったより早く待ち合わせ場所に到着しました。空気が「パリッ」としています。気温も要因だと思いますが、湿度が関東とは全く違います。真夏でも同じような清々しさを感じます。
少し景色を眺めていると、続々と皆様到着。そして、今回、最初のコンテンツを演出していただく「ヨネファーム東御」の米倉さんの登場です!
米倉さんが運営する「ヨネファーム東御」は、
〈祢津御堂ヴィンヤード〉東御市祢津地区3.5ha
〈鞍掛金井ヴィンヤード〉東御市鞍掛地区0.5ha
で葡萄を育て、東御市のワイナリーに醸造を委託しています。

最初にご案内いただいたのは、〈祢津御堂ヴィンヤード〉です。この場でヨネファーム東御についてご案内していただきました。

背景の広大さ・・・日本アルプス方面です

千曲川の浅間山側に広がる斜面に、3.5haの畑があります。南側に面しているので陽の光をしっかり浴びれます。この写真の背後にある日本アルプスが、西から進んでくる雨雲を遮るため、比較的雨が少ない地域になっています。後ろの方に石がたくさんありますが、火山の麓だけに火山岩がゴロゴロ出てきます。タイヤの跡がありますが、粘土土壌のため雨が降るとぬかるみ、乾燥するとカチカチに固まります。こんなサイズの火山岩も出てくるんですよ!

造成した時に出てきた岩だと思われます

車で上がれる限りの高いところまで登ってみると、素晴らしい景色を見ることができます!

最高の景色です!!!

ところで葡萄の木を見てみると、皆様、「はて・・・?」という反応です。当然といえば、当然。「この木に葡萄ができるの?」という印象を持たれるでしょう。それは全世界共通です。
20代の時、同じぐらいの季節にフランスに行きました。まぁ、寒くて寒くて仕方ないのにパリのホテルのシャワーが壊れてて、水しか出なくて・・・その時のブルゴーニュも今回の東御市のように穏やかな天気でしたが、葡萄畑は殺風景・・・「コート・ドール(黄金の丘)」と言われるのは収穫期の話で、黄色くなりかけた葡萄の葉が日を浴びて黄金に見えることに由来しています。
米倉さんの畑も、梅雨頃から緑になり始め、収穫期には全く違う景色が広がっていることでしょう。

この長い、長い下り坂を…

ゆっくりと下って、〈鞍掛金井ヴィンヤード〉へ移動します。この畑は、初めて、中村が「葡萄の木を植える」という経験をさせていただいた思い出の畑です。その時のシラーはしっかりと育っていて昨年、初めてワインとなりました!今回はヴィオニエの苗を24本植え替える作業をみんなでやらせていただきます!

今回植える苗です

米倉さんのお手本を見せていただき・・・

簡単そうに見えて、うまくいかないものです。

皆でせっせと・・・綺麗に一列にしないといけないし、間隔も均一でなければいけない。植える深さも大事です。皆様、集中しまくっています!

この畑は傾斜がないから作業しやすいんです

そんなこんなで、無事に植えられました!この苗が、早ければ今年か来年には実をつける?楽しみで仕方がないです!!!
今回は、米倉さんのご厚意に甘えて、いろいろな貴重な体験をさせていただきました。本当にありがとうございます!参加者の皆様は、米倉さんのワインが世に出た時に、「このワインの葡萄を植えたの!」と言える日が来ることを待ちましょう。そして、どんどんアピールをお願いいたしますm(_ _)m


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