感染症情報:1月 昨年末はインフルエンザAの流行がみられましたが、年が明けてからは減少傾向です。しかし、これは冬休みの影響で小児科では例年みられる現象です。園・学校が再開した今週以降は再度増加の可能性があります。その他、COVID-19・溶連菌・胃腸炎などもみられています。
同じ検査でも、小児は適応も基準値も大人とは異なることがあります。また、小児科は守備範囲も広いので、数多くの検査について理解しておく必要があります。小児の検査については、この本が1冊あると安心です。私は、感染症の中でも特に専門としていた百日咳のページを担当しました。
感染症情報 12月になりました。マイコプラズマ・りんご病は横ばいで、インフルエンザ・溶連菌・胃腸炎が少し増えてきています。手足口病はほとんど見かけません。風邪も含めて、感染症に全くかからない生活はありませんが、手洗い、日頃の体調管理、さらにインフルエンザはワクチンも重要です。
複雑な予防接種のスケジュールを管理するためにはアプリの利用が便利です。色々なアプリがありますが、母子モは地域の子育て情報配信や成長記録の機能もあっていいですね!https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a035/kosodate/kosodateshien/kosodateapuri.html 5種混合のタイミングや、任意接種の種類が少ないことは少し気になります。