私の作品が盗まれた!? ~Web小説作家の無断転載対策~ 序章 はじめに
これは、海賊版サイトにWeb小説を無断転載された、作者の覚え書きです。
ネットに公開した文章は、常に複製の可能性にさらされます。
実際のところ、無償で公開したからには、広まってくれればいいんじゃないの? ——そんなご指摘もありましょうが。
それには大前提となる条件があります。
——著作権が守られていることです。
無断転載(無断再配布)や無断改変は著作権を侵害します。そして何より。
——作者名を削るなどもってのほか。
これ、実際に起ったことです。
で、これが何を意味するかというと。
——真の意味で〝作品が盗まれる〟事態へと発展する恐れがあるのです。
何かと申せば、作者に成り代わって、〝赤の他人が自作の著作権を主張しかねない〟わけですね。無断改変の中で最も悪質と言えましょう。
ここでは事の発端から、無断転載や海賊版に対する今後のスタンスまでを考察していきます。よろしくお付き合いのほどを。
(C)中村尚裕 2018 All Right Reserved.
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