mafuoのピンチ
台風一過、日差しは戻ってきましたが、秋の風が吹いています。
キラキラとした日差しをかき回す風が、すぐそこに秋が来てることを教えてくれています。 まだ着ていない夏服は今のうちに着てください。
最近の夏は、おしゃれする気力を奪ってしまうから、季節を逃してしまいます。
先日来の暑さのせいか、マフオ(うちの老犬)が、一日中食べないし、飲まないし、肝を冷やしました。
17才という年齢もあって、具合が悪いとすぐに、死んじゃうんじゃないかと考えてしまいます。
あの食べることにはすごくエネルギッシュだったマフオが、一日何も食べず、水すら飲まないで、死んだように横たわっています。
時々触れてみないと、不安になっちゃうくらいでした。
全身の力が抜けて、だらんとしているのです。
私はマフのお腹と頭を撫でながら、回想にふけってしまいました。
そうしたら、夜も遅くなって吐いたんです。
一日なにも食べてないのに、消化しきれないものが胃の中にあったのです。
胃の調子が悪かったの?と思ったので、私が以前副鼻腔炎の時もらった胃腸薬のビオフェルミンを砕いて、四分の一くらいを、口の中に押し込みました。
そのままいつもは、別々の部屋で寝るのですが、その日は心配で、私のベットの脇に寝かせました。
夜中、ごそごそ、ごつごつ、なにかがぶつかる音で目が覚めました。
マフオがウロウロしていました。
動けるようになったんです。
まずは水を飲ませて、療法食のカリカリはムリかなと思ったので、昼間試したジュレを混ぜてあげたら、凄い勢いで完食しました。
大丈夫そうです。 心配しました。 なんだか私がたよりでかわいいです。 あざとずるいです。 老犬はどんどん愛おしくなっていきます。
昨日MANAからラインがあって、マフオのこと話していたので、夕方娘とMANAがマフオの様子見に来てくれました。
マフオはたいして構っても貰えないのに、娘の事が大好きです。
なにで察知するのか知らないけれど、よろよろ急いで玄関に行ったあげく飛び出して、横転してしまいました。 身の程しらずです。
娘はクールに「あらま! これどうしたらいいの?」って言うんですよ。
「起こしてあげてください」でも今まで元気な時は、そんなことしたら、切れられたからね。
それでもマフオは娘が大好きです。 マフオにとってはSMの女王様みたいなものなんでしょうか。
マフオは今ほとんど目が見えてないと思うのですが、ごんごんぶつかりながらも、MANAと娘の後追いに忙しいです。
うれしそうです。
MANAは「若い頃のマフより今のマフが好き、かわいい」と言います。
たしかに、怒りっぽくなくなりました。
娘が「大丈夫!これなら後5年はいける」というとMANAがどうしたことか、泣いてる? 「よかったねマフ!愛されて幸せだね」
これからは、体調崩すこともあるんだろうけど、甘えていいからねって
言い聞かしました。 わかってたらいいんだけど・・・・。