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兵庫県民じゃないけど

 兵庫県知事戦でドラマは生まれるでしょうか?
もう投票は明日に迫っています。
今年3月から、長い間YouTubeで、取り沙汰されていた元県知事のさいとう元彦さんに注目が集まっています。
おねだり、パワハラ知事と散々叩かれて、総スカンをくらい、たった一人で県庁を去ってからの、出直し選挙です。

 このさいとう元彦さん、ずーとあらぬ中傷を浴びていました。
しかし、一切弁明せず「このような事態になったのは知事である私の責任です」というのみでした。
目に涙をためている時もあって、こんな思いをしても逃げないのは、なんなんだろうと、引っかかっていました。
県庁を去った翌日から、たった一人で駅に立つその姿勢がすごく真摯で、謎は深まるばかりでした。


 すべては、前知事の21年という長期政権の中で、腐敗しきっていた県政に、さいとうさんが、迷わずメスをいれたことが原因です。
膨大な借金を抱えていたようです。
いままでの慣習の中で、利権にあずかっていた人達から、排除されるという構図でした。  
メディアも介入しているのですから、少々弁明したところで、風向きが変わらないとどうにもなりません。


 その異常事態に気づいて、聴衆を動かしたのはNHK党の立花孝さんでした。   国会議員の地位を捨ててまで、さいとうさんを擁護するために兵庫県知事選挙に参戦します。
今回のこの構図は兵庫のみならず、日本の民主主義の根幹を揺るがすような事態だからです。
私は今まで、立花孝さんって正直よくわからなかったのですが、今回すごい人だなと思いました。
頭がきれて、この行動力は尊敬に値します。

 昨日の街頭演説で、初めて、さいとうさんが自身の弁明をしていました。
「おねだりも、パワハラもしていません・・・20メートル歩かされて怒る訳がありません・・・」と今まで一度も、言わなかったのです。
今までの状況で言っていたら、混乱を極めただけだと思います。
鋼のメンタルです。
演説を聞いていると、みんなの税金を使うことに、凄く心を砕いているし、
県民にちゃんと目を向けられていて、真摯な気持ちが伝わってきます。
こういう人が選ばれないということは、重大な損失です。
演説には、凄い人だかりですが、組織票も政党の後押しも無いので…。
どうなるのでしょう。
丁度、破壊と再生の時期です。
古き、悪習が抜け落ちて、再生されることを、心から祈っています。

            ナカムラ・エム

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