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素材と人とスケール
素材それ自体は形を持たないから、スケールもない。素材に形を与えることを「ものづくり」というが、建築でも家具でも陶磁器でも何でも皆それは同じだろう、そうすると「ものづくり」とは素材にスケールを与えることともいえる。
素材がスケールを持つことは、そこに人との関係性が生まれることである。素材が形を持てばスケールを纏うが、そのスケールを認識するのは人であるから、形になっただけでそこに人がいなければ、スケールも存在しないことになる。
そうすると、素材と人がいてはじめてスケールが生まれ、そのスケールは素材が形を纏った時にわかり、その形をつくるのは人である、という相互に密接な関係性があることがわかる。
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