的を絞る
細長い敷地、周りも更地、連続した空地、私鉄の高架化に伴う立ち退きでできた地形に小さな建築を挿入する。
単一用途、1室空間、平屋で小さい、もはや地形に屋根を架けるだけで成立するのではないかとさえ考えてしまう。全てが手に取れる、手が届く、手に収まる大きさである。
規模が大きなると、あれやこれやと様々な試みが可能なような気がして、規模が小さくなると、制約ばかりに目が行き、様々な試みが不可能のような気がする。
実際は小さいからできることがたくさんあるのだが、そのためには的を絞る必要があり、あれやこれやでは無く、確信的なひとつのことに収斂させる。
日常を豊かにする住宅に関心ある方は下記リンクのHPを見てみて下さい。