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間に生まれるスケール

遥かに大きい建築のスケールの中に人と同じくらいのスケールが内在している。人と同じ位のスケールはひとつではなくて、いくつものスケールが混在している。この場合のスケールの違いは物で表現され、人がそこにいることで違いがわかる。

スケール感は人がそこにいることによって感じられることだが、当然人がいなくても物はスケールを纏う。スケールが適切ならば物として建築として人に良く見え、それだけで完成度が高くなる。

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たくさん混在している人と同じ位のスケールをまとめるのは遥かに大きい建築のスケールであるが、人と建築のスケールの差が大きければ、間にもうひとつの違うスケールを挟み込む余地が生まれ、その間に生まれるスケールの扱いによって規模の大きな建築の成否が決まる。

#当社は東京・世田谷の工務店です

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