【短編小説】9月1日
今年の4月、念願の行きたかった高校に進学した。
少し勉強は大変だったけど、前から行きたかった高校だった。
中学生の頃からそこの高校の制服、そしてとある部活に憧れていた。
見た目が悪く小学校中学校といじめられ続けていた私はそこの高校に行けばようやくいじめっ子と離れられると思っていた。
しかし実際は違った。不運にも学科が違うだけで高校は同じだった。しかも部活までかぶってしまった。
ずっと楽しみにしていた部活はいじめっ子に悪いうわさを流されいじめられて退部せざるを得なかった。
ずっ