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【字書き初心者】五感を使った描写を習得する過程【創作】
書くぞ🐈
はじめに
マシュマロちゃんの小説講座をやります。
だんだん文がうまくなる(はず)。どなたかの参考になればうれしいです。
課題:お題の物事を五感の情報を高い解像度でアウトプットしよう。情報を面じゃなくて点で盛る!
↓参考記事です。
↓記事より、お手本の「マシュマロ」の描写。
あそこに何かあるから見てこいと先生に言われたので近づいてみると、それはマシュマロだった。数センチ程度のよくある白いマシュマロが、道いっぱいに散らばっている。しかしそのどれもが汚れ、そして潰れていた。
比較的きれいなマシュマロを一つ拾い上げてよく見てみると、潰れた部分には等間隔で波打った柄があった。きっと誰かがスニーカーで踏んだのだろう。そう思って他のマシュマロを見ると、どれも同じ柄があった。道いっぱいのマシュマロのすべてを踏みつけるなんて、相当に時間がかかるはずだ。釈然としないものを感じながらも、戻って先生に報告した。
「先生、あれは暇人の痕跡です」
以下、私の習作です。少し参考元の記事の指示からそれている要素がありますが、ご容赦ください。
マシュマロ
あそこに何かあるから見て来いとレギュラーの野々原先輩に言われたので、嫌な予感をこらえて仕方なく近づいてみると、それはマシュマロだった。禍々しい毒色の。焼くときの棒とか、包装の袋はどこにも見つからない。ただ一つのマシュマロが、そこにあった。これは、多頭飼育崩壊で繁殖した猫みたいな、「なにかがおかしい」気配をこれでもかと纏っている。
あ、これダメなやつだな、と直感したが、僕の頭はもう避難は手遅れだと判断してしまって、うまく体を動かせなくなった。もうすでに近くにしゃがんでしまっていた。
どうしようもないので、怒られる前に、ひとまず写真を撮ってラインで先輩に送いう恐ろしさを、この砂糖菓子は放っている。こうしている間にも、可笑しなマシュマロは、極限に高い彩度のビビットな紫色を携えて、本能的に嫌悪感を感じるオーラを放っている。車で水ふうせんを轢く動画とか、工業製品をプレス機で潰す動画とか、何億回も再生されている子供向け動画のサムネイルのような、危険を孕んでいそうな中毒性もある。こういう異常なものが、放課後の人気のない廊下の隅にたたずんでいる。
この学校、やっぱ変だ。
マシュマロの反省
かかった時間 第1稿20分 修正19分 合計39分 目標19分オーバー 時給 550÷(20+19)=約14 14×60=846文字
内容 多分描写にはなってる 五感の要素は少なかった。脳の感覚と視覚はまあまあできた! 下書きをしてからのほうが効率がよさげ。反省
次は五感の種類を増やせるように頑張ります。
おまけ
修正版
あそこに何かあるから見て来いとレギュラーの野々村先輩に言われたので、嫌な予感をこらえて仕方なく近づいてみると、それはマシュマロだった。禍々しい毒色の。焼くときの棒とか、包装の袋はどこにも見つからない。ただ一つのマシュマロが、そこにあった。多頭飼育崩壊で繁殖した猫みたいな「なにかがおかしい」気配をこれでもかと纏っている。
あ、これはダメなやつだな、と直感したが、僕の頭はもう避難は手遅れだと判断してしまって、うまく体を動かせなくなった。もう近くにしゃがんでしまっていた。
どうしようもないので、怒られる前に、ひとまず写真を撮ってラインで先輩に送る。可笑しなマシュマロは、変わらずそこにある。工業製品をプレス機で潰す動画みたいな、危険な中毒性がそこに変わらずある。
こういう異常なものが、放課後の人気のない廊下の隅にたたずんでいる。
この学校、やっぱ変だ。