【タカラヅカで学ぶ世界史】第3回「世紀末から第一次世界対戦へ」
☆この講座は終了しました。最後に受講者からの声をご紹介しています。
ミュージカル『エリザベート』の時代は、科学技術が進歩しヨーロッパ各国で植民地獲得競争が激化、各地で戦争が勃発しました。皇帝フランツ・ヨーゼフの悩みが尽きない時代でもあり、このうねりが第一次世界大戦へとつながっていきます。この激動の時代をタカラヅカ作品を通して眺めます。
◆オンライン講座日程
A日程:11月18日(水)20時〜21時
B日程:11月21日(土)20時〜21時
※終了後に20〜30分程度の懇親会をやりますので、参加希望の方はお残りください。
※各日程とも、開始30分前ぐらいまでは申込みを受け付けております!
※リアル講座は11月16日(月)18時半〜20時 申込みはこちら
◆内容(リアル講座と共通です)
1)世界史の勉強におすすめ作品紹介
この時代といえば何といっても『エリザベート』そして『うたかたの恋』。マニアックなところではイタリア統一戦争を舞台にした『ソルフェリーノの夜明け』、普仏戦争からパリ・コミューンまでを舞台にした『Samourai(サムライ)』などなど、同時期のヨーロッパ各国を舞台にした意外な作品もできるだけ紹介します。
また、世紀末の時代、『翼ある人びと』から『ピガール狂騒曲』まで、この時代の芸術文化を描いた作品も取り上げたいと思います。
2)タカラヅカでも大活躍!歴史上の有名人登場
ここはやはりエリザベート&フランツ・ヨーゼフご夫妻、そして、その息子ルドルフさんにスポットを当てたいと思います。
3)タカラヅカ作品から見る…あの出来事を4コマ図解
・まだまだ革命が続くフランス(七月革命、二月革命)、その頃ドイツは? イギリスは?
・「今日も問題ばかり」皇帝フランツ・ヨーゼフのお悩みとは?
4)これがわかればもっと面白い!気になる疑問を深掘り
・第一次世界大戦ってどうして起こったの? サライェヴォ事件って何だったの?
・「帝国主義」ってどういうこと?
※内容は変更の可能性があります。
◆参加条件など
・Zoomを使用しますので、アクセスできるかどうかは各自でご確認ください(スマホだと表示に制約があるのでご注意ください)。
・事前に登録されたニックネームにてご入室ください。
・講義本編の間はビデオはオフで結構です。懇親会はできればビデオオンでお願いします。
・チャットによる質問、ツッコミは歓迎です。
・Zoomの使用には慣れていなくても大丈夫です。最初に簡単なガイダンスをします。この機会を慣れるのにご活用ください。
◆参加申し込みフォーム
https://forms.gle/KDpQ1VmbZ4YKeFpB6
開催日が近づきましたら、入力いただいたアドレス宛にZoomミーティングのURLとID、パスワード/お支払いに関する情報をお送りします。
◆参加費用(後払い)
1200円
お支払いは専用フォームからのクレジットカード決済となります。詳細は参加予定者にお知らせします。万が一の当日システムトラブルの可能性もありますし、Zoomでの視聴環境に不安がある方もいらっしゃると思うので、うまく聴けてからの後払いでOKです。
☆ご参加いただいた方の感想です
宝塚作品の奥深さを知れました。これからの観劇の楽しみ方に革命がおきました。先ずは、fffに向けて、「翼ある人々」を観なおします。
学生の頃、この時代の勉強には手を焼きましたが、混沌とした時代だった事を再確認しました。貴重なオリジナル年表資料や、タカラヅカ作品と演じたジェンヌさんを絡めた軽快なお話は、目の前の霧が晴れていくかのように分かりやすく、終始楽しかったです。
フランツの歌詞からの時代背景の解説は大変勉強になりました。エリザベートというミュージカルがあれほど引きつけるのは、根底に流れる史実がそこかしこで見え隠れするからでしょうか。
見目麗しい音楽家の方々のスライドがたまりませんでした。学生時代の授業や教科書では政治的な歴史のオマケのコーナーみたいに芸術史がついてきたのを思い出しました。
今回の講座では政治にも経済にも芸術にも同じ時間の軸があることを感じました。
今回、改めて気付いたことは、宝塚作品に登場する実在の人物はどんなに端役でも、劇中劇のなかでも、決してスルーしてはならない!ということでした。作品のなかでは出番も少なく地味な存在だとしても世界史的には超重要人物だったりすることを知りました。
世界史では、主人公よりも脇役の方が試験に出る!人物というのも面白い。