コーヒー豆を売るために必要なことって?こえなきゃいけないハードルたち 中元珈琲店 0から始まるコーヒーショップ②
単なるコーヒー好きだったのが、コロナ禍で時間ができてから、コーヒー作りにもはまり、「お豆配り」なるものまではじめてしまった僕。
そんなある日。
「売ってくれん?」
と、一言先輩から言われたことからはじまった、
コーヒーショップ作りの記録をここに書いていきたいと思います。
はじめは下調べから
ひとまず、目指すべきかたちは決まったコーヒーショップ。
これまでは、カフェを間借りしたり、資格をもった人に手伝ってもらったりしていました。なので、自分でなにかを準備する必要はなかったんです。
ですが、今回は1人。資格も許可も、全部1人でとらなきゃいけません。なので、まずはなにが必要なのかをきちんと押さえるところから始めました。
ややこしい「コーヒー屋」のルール
あくまで僕調べですが、「『焙煎豆・粉』の販売のみ」という自分のやりたいタイプのコーヒー屋には大きく2つが必要でした。
・食品衛生責任者の資格
・コーヒー焙煎、加工業での営業届
食品衛生責任者とは
食品営業所ごとに1人おかないといけない衛生管理の責任者のこと。栄養士などの資格を持っているか、講習会を受けると責任者になることができます。
名古屋市では
・不定期開催の講習会(6時間)
・ネットを使ったeラーニング(6時間分)
のいずれかを選択できます。
どっちがいいのか?迷った僕は実際に申し込み窓口で聞いて決めようと近くの保健センターへ。いろいろとていねいに教えていただきました。
まず講習会はこんな感じ
◯安い(6000円)
◯1日で講義が必ず終わる。
×日程が限られる。
×予約日の変更が難しい。
×そもそもコロナで開催していない時がある。
つづいてeラーニング
◯期間内ならいつでも受講OK
◯映像が分割されてるので自分のペースでできる。
×高い(10000円)
一長一短。。。けれど、講習会はコロナのせいでだいぶ開催数が減っており、いつ案内できるかわからないと言われたのが決め手でeラーニング版を受けることにしました。
そして申し込みも終わり、一歩進んだぞ!と、意気揚々と帰ろうとしていたその時。
「営業届はどうされますか?」と窓口の方。流れるように次のステップの案内が始まりました。
営業届出とは
食品業を行う場合は、その内容によって許可または届出が必要となる。コーヒー焙煎を行い豆や粉を販売する場合は、届出が必要。
この営業届。最近はどんどんシステムが変わってきていて、なんとオンラインでも出せるとのこと。窓口で教えてもらった僕は、早速、厚生労働省のサイトにアクセスして、届出のシステムから営業届けを提出してきました。
めちゃめちゃ便利だったー。まだまだできたばかりのシステムらしく、申請や届出の種類によっては使いにくい部分もあるとの口コミもありましたが、僕の届出に関してはとくに問題なく進めることができました。
ただ一つ注意点として、オンラインで提出した場合は、オンライン上でしか、保健センターで提出した場合は保健センターでしか変更や訂正ができないとのことなので、もし出すことがあればどちらが都合がいいか考えたうえで出してくださいね。
おわりに
そんなこんなで1回の保健センターの訪問で申請系は全部すんでしまいました。やる前は大変そうだなぁと思っていましたが、実際に足を運んでみればていねいに教えてもらえるし困ることが全然なかったです。
やっぱりあれこれ考えすぎずに、えい!ってやってしまう方が学びでもスピードでも意外と得をするのかもしれませんね。
さて、もろもろの準備が整ってきました。
次はお店のコンセプトです!
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