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文字の大きさや色は? 余白はどのくらい? レイアウトって具体的にどうやる??? デザインする上で具体的に意識することとは〜?




「グラフィックデザイン基礎講座」
を読んで概念やポイントをまとめてみました!




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⭐️文字周りについて

【明朝体の特徴】
⚫︎柔らかさを表現でき、優雅。
⚫︎女性的なイメージ。
⚫︎フォーマルな気品や高級感。
⚫︎落ち着いた大人の雰囲気。
⚫︎可読性は低い。

【ゴシック体の特徴】
⚫︎現代的で若々しい。
⚫︎カジュアルで親しみやすい。
⚫︎男性的なイメージ。
⚫︎可読性があり、読みやすい。
⚫︎太くすれば力強さ、インパクト。

※丸ゴシックにすると柔らかさや優しさ、軽さ、楽しさをより表現できる。

※本文は1行あたり15文字程度、
エッセイなどの読み物は
35文字程度が目安。


※行間はline height1.25〜1.75倍くらいが目安。

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⭐️配色について

【暖色の特徴(ピンクや赤)】

⚫︎女性が好みやすい色。
やわらかい曲線やふんわりしたトーンの写真に共感しやすい。
⚫︎進出色である。
(背景の色に対して手前に飛び出してくるように見える)
⚫︎膨張色でもある。
(膨らんで見える)
⚫︎食欲を促進させる。
⚫︎明度が高く、明るいので軽い。

【寒色の特徴(青や紫)】

⚫︎クールな印象で見られるので、男性が好みやすい。
⚫︎後退色である。
(奥に引っ込んで見える)
⚫︎収縮色である。
(縮んで見える)
⚫︎直線的で力強いイメージ。
(陰影の強い写真と相性がよい)
⚫︎明度が低く暗いので重い。

※進出色と後退色を2つ使うと立体感や流れを作りやすくなる。

※年齢層を意識する際は…….
若者→ポップで躍動感
シニア→落ち着き
子供→カラフルな配色、にぎやか
ターゲットの興味のある対象、生活傾向、顧客の嗜好性を意識すること。

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⭐️グリッドレイアウト
→理知的で整然とした印象だが
詰め込むと堅苦しく味気ないデザインになる。
写真を立ち落とし、タイトルなどをあえてグリッドからはずすなど
少し動きをつけるとよい。

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⭐️フリーレイアウト

→グリッドを使わずに自由に配置させる。
躍動感や活気、にぎやでカジュアルな表現ができる。
切り抜き写真を大量に配置する際に効果的。

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⭐️全体のpadding

外余白のマージンは
⚫︎余白が狭いほど
→ パワフルでダイナミック。
(情報を盛り込め、図板も大きく見せられるため)

⚫︎余白が広いほど
→静かで落ち着いた雰囲気に。クラシック、高級感、上質で上品になる。.

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⭐️デザインにおける余白の役割

⚫︎多く取るほど
→上品で静かな印象。
⚫︎少ないほど
→にぎやか、元気なイメージ。
⚫︎情報同士の切り分けや整理をする区切り線のような効果。
⚫︎緩急をつける。
⚫︎空間の広がり、奥行き感を出す。
⚫︎視線が流れる道を作り、読者を誘導する。
※余白=ホワイトスペース。隠れた重要要素なので意図的に余白を配さなければいけない。





出典:「グラフィックデザイン基礎講座」(大里浩二著)