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【綿町ダイアリー】#312 雨と珈琲と市原ひかりと。
連載日記『綿町ダイアリー』✏︎姫路市綿町でブライダルプロデュース「スウィートブライド」と「綿町カフェ」を運営しています。ウェディングプランナー&カフェマスターの二刀流の日々を綴ったエッセイです。
車のウィンドウを開けると湿気た雨の匂いがする。
どうやら雨雲に追いつかれたようだ。
天気予報より30分早いじゃないか!
梅雨の空は気まぐれである。
駐車場に着き傘をさしてカフェに向かう。
雨量は多いけど、
傘に当たる雨粒は優しい。
カフェに着く。
無性に市原ひかりさんを聴きたくなった。
大好きなアルバム「SINGS & PLAYS」
エチオピアの珈琲豆をドリップしながら
「How My Heart Sings」を聴く。
ジャズ雑誌か何かで読んだけど、
『この演奏のスキャット部は、歌ってすぐにフリューゲルホーンでソロをするところ、フリューゲルの置き場所がマイクから遠くて、すぐに楽器を持てなかったから急遽スキャットにした』だって。
それを思って聴くと臨場感あって楽しい。
どことなく物憂げでいて可憐。
今朝の雨にピッタリだ。
そんな市原ひかりさんと美味しい珈琲で過ごす
極上のモーニングタイム。