【綿町ダイアリー】#32 教会で結婚式
2022年8月20日。
今日は教会で結婚式。
コロナウィルス第7波の状況により、当初からの予定を大きく変更しての1日となった。
事前の前撮りも当社スウィートブライドでさせていただいているので、新郎新婦様とは美容師もカメラマンも馴染んだ間柄である。
僕自身もとても好きなお2人なので、朝から和やかな空気感に包まれていた。
今はコロナの影響で激減している結婚式。
毎週末、どこかで結婚式をプロデュースしていたのが遠い昔のよう。
だから僕自身も朝からひとつひとつの所作を確かめながら、結婚式当日の空気を楽しむ。
結婚式という日は独特である。
この仕事を経験していないとわからないと思うが、普通ではない事は確か。全ての出来事が非日常的なのである。
ウェディングプランナーは、新郎新婦様とゲストの笑顔のためだけにこの仕事をしている。
大切な事は、ただひとつ。
ゲストの皆様と非日常感を共有する事。
新郎新婦様と夢のひとときを共有する事。
向き合うのではなく、同じ方向を向いて共に進んでいく。それがプランナーの仕事なのである。
夕方。
教会の後片付けをしながら、向かいの公園にある大きな木に目をやる。青空に向けて伸びていこうとするその木に今日の2人の未来が重なる。
明日から2人の実生活がスタートするんだな。
頑張れ。