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【綿町ダイアリー】#549 ジムホールと読書の時間

連載日記『綿町ダイアリー』✏︎姫路市綿町でブライダルプロデュース「スウィートブライド」と「綿町珈琲」と婚活サロン「姫路の縁むすび」を運営しています。ウェディングプランナー&カフェマスター&婚活プランナーの三刀流の日々を綴ったエッセイです。

JIM HALL「CONCIERTO」
正確には、アランフェス協奏曲と言う方が
わかりやすいかもしれない。

最近、読書のときにこのアルバムを聴くことが
僕の習慣になっていた。
彼の音楽には確かに一種の中毒性がある。

1曲目はCOLE PORTERの
「You'd Be So Nice to Come Home to」

その出だしから心地良く僕の胸の奥に入ってくる。

この曲はヘレンメリルの歌があまりにも有名だけど、何て言うんだろう、ジムホールのギターの音には連綿と続く情緒のようなものがあって、それが心地良いんだな。

もちろんCHET BAKERのトランペットや、
RON CARTERのベースは良い訳だけど、
僕はPAUL DESMONDのアルトサックスに癒される。

そしてその音を聴きながらソファに横になって
本を読む。

それは何とも幸せを感じる時間なんだ。

今は村上春樹「騎士団長殺し」下巻。
上巻がスピード感溢れる展開だったからか、
下巻は少しまったりと感じる。

そこにジムホールの優しいギターが
しっくりきているのかもしれない。

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