【綿町ダイアリー】#176 止まった時間が動き出すとき
2月17日。
高砂でフォトウェディングがあり、僕にとってとても感慨深い1日になりました。
今日はそれについて少し語ります。
2019年夏
ブライダル都市高砂再生プロジェクトとして
「結の夢プロジェクト」企画が発足!
僕もスウィートブライドとして、このプロジェクトに参加させていただく事になりました。この「結の夢プロジェクト」は、結婚式を基軸にまちづくり全体をサポートしていく事が目的。
2020年1月。
数々の会議を経ていよいよ動き出す訳ですが、この直後に新型コロナウィルスがやってきたのです。
結婚式は、ほぼキャンセルに。
ブライダル業界は壊滅状態になりました。
まずは生きることに舵を切らなければならない。
そんな中でブライダルの様々な企画はストップし、
僕は本業以外のあらゆる仕事をする事になります。
2020年から今日まで
いったいいくつのアルバイトをしただろう・・
皆には内緒でコソコソ働いてました。
カフェは、おおっ広げにしてたけど。
3年という長い月日は、ブライダル業界を疲労困憊させましま。共に闘ってきた同業者の多くは廃業に追い込まれました。
2023年に入り、ブライダル業界にようやく希望の光が見え始めました。僕は本業に舵を切るべく、スウィートブライドの立て直しを始めたのです。
そんな時、結の夢プロジェクトから立ち上げた高砂フォトウェディングに申込が入りました。
高砂の町家で初めてお会いした新郎新婦様はとても素敵なお2人で、僕は胸がいっぱいになりました。
そして撮影日は、2/17に決まりました。
当日、天気にも恵まれ撮影がスタート。
高砂市のゆるキャラぼっくりんも来てくれました。
そして、3年前にブライダル都市高砂再生プロジェクトを立ち上げた石本さんと合流。
お互いに色々あった3年。
でも。僕も石本さんも想いはあの時のまま。
今日の記念にと、2人で自撮り写真を撮りました。
泣きそうになっちゃいました。
止まっていた時間が動き出した・・
そんな気がしました。
ブライダル業界の未来はわからない。
おそらくコロナ以前のようには戻らないだろう。
でも、今回のご縁をきっかけに高砂市、またブライダル業界にご恩を返していきたいと強く思いました。
ゆっくりとですが、
スウィートブライドの再スタートです。
これまでよりも、もっとお2人に寄り添えるイイ仕事がしたい。そんな風に思います。
僕の仕事への想いを支持してくれる会場様、そしていつも素晴らしい仕事をしてくれるスウィートブライドチームのみんな、これからもよろしくお願いします。