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観光列車etSETOra(エトセトラ)で行く、広島・瀬戸内のんびり旅

先日の記事では、長年の夢だった「寝台特急サンライズ」に乗るというお話をご紹介しましたが、サンライズが予約できた際にはコレにも乗りたい、と思っていた列車がありました。

ということで今日は、広島と尾道を結ぶ観光列車「etSETOra(エトセトラ)」をご紹介したいと思います。

2020年10月にデビューしたエトセトラ。
基本的には金・土・日・月・祝日に運行され、全車指定席グリーン車なので事前に予約が必要になります。

現在の運行区間はこちら。

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広島駅から呉線を通って呉や三原に停車して、最後は尾道駅に到着します。

当初、復路は山寄りの山陽本線を走るルートだったのですが、
「復路も瀬戸内海の景色が見たい!」という要望が多かったため、昨年秋から往路・復路ともに海沿いルートに変更したようです。
フレキシブルな対応です、おそらく簡単なことではなかったんだろうと思うと、JR西日本さんに拍手を送りたいです☆


列車名のetSETOra(エトセトラ)とは?

「エトセトラ」はラテン語で「その他いろいろ。等々。…など。」
「えっと」は、広島弁で「たくさんの」「多くの」という意味。
エトセトラの旅は瀬戸内の魅力をたくさん感じることができる、ということ。SETOが大文字で「瀬戸=SETO」とかけてるし、気合いを感じます。

では、実際に私が乗車したときの写真をご紹介します。

⒈ 車両のデザイン
外装は瀬戸内の海をイメージした青と白。かわいい♪

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⒉ 車内のインテリア
窓が広くて全ての席が窓の方を向いているので視界もバッチリ。

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温かみのあるグリーンを基調としていて、木のぬくもりを感じます。
たしか山の新緑をベースにしたという内装。
こちらが私の乗った2号車で、1号車は宮島をイメージしたオレンジ色がベースになっています。

⒊ 記念グッズ&事前予約の贅沢スイーツ♫

9:32AMに広島駅を出発。しばらくすると記念グッズの車内販売タイムに。
買うつもりなどなかったのに木製コースターをゲット(笑)

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そして今回楽しみにしていたのが、1ヶ月前に事前予約していたスイーツ。
朝ごはんも食べずに来て大正解!

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『瀬戸の小箱〜洋〜』(¥2,000)
チョコムースたっぷりカタラーナのケーキ(左)
瀬戸内はっさくと広島レモンのチーズケーキ(中央)
ピオーネ・ライチ・ブルーベリーを使ったゼリー(右)

あーーーー生きててよかった。
このキラキラした見た目以上の美味しさに、言葉を失いました。
広島市の洋菓子店「カスターニャ」さんが制作されてるそうです。

そしてこのスイーツ3種のお供にベストマッチだったのが、
広島・宮島で唯一コーヒーを自家焙煎しているという「伊都岐珈琲」さんの絶品コーヒー。グランデサイズで欲しかったです。

ちなみに和菓子バージョン「瀬戸の小箱 ~和~」もあって、煎茶も選ぶことができます。こちらは呉を代表する菓子処「蜜屋」さん作。
地元の素材を使ったスイーツとドリンクを電車に揺られながらゆっくり食べられる、それだけでも特別なありがたい体験ですよね。

⒋ 車窓からみえる景色

この列車が走るのは呉線、まさに海沿いをガッツリ走ります。
呉の軍艦、牡蠣いかだ、三原の海水浴場があるビーチ、などなど。

呉の軍艦はスイーツに気を取られていたため写真ゼロ。。
牡蠣いかだが浮かぶ風景はこちら。
下の写真、よく見ると牡蠣小屋のおばちゃんが手を振ってくれてます!

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ありがとうーー!!牡蠣大好きーーー!!

今回初めて知った言葉「多島美(たとうび)」という日本語。
瀬戸内などの内海に浮かぶ、小さな島々が連なる様子を形容した言葉だそうで、日本人のセンスってすごいなーとしみじみ。
エトセトラの車窓のメインはまさに多島美です☆

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特にオススメの見所は、忠海(ただのうみ)駅を過ぎて線路が海岸ギリギリを走行する区間。電車は徐々に速度を緩めて、、

そして、電車は止まります。
まるで波の上に一人で揺られている気分。海が近過ぎて怖いくらい。。


こうして3時間の車窓旅を満喫して、12:32に尾道駅に到着。
午後は尾道を楽しむべく、街に繰り出したのでした。

こちらがJR西日本のコンセプトムービー。
どんな所を走るのか、一目で分かります。

再びコロナの感染拡大でしばらく旅行に行けそうにありませんが、広島や岡山におでかけする機会がある方にはとってもオススメです!

以上、観光列車etSETOra(エトセトラ)のご紹介でした。


中目黒土産店/レナ

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