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東日本大震災/現地を訪れて

旅をして、東北を訪れた際に感じた事
始めて東日本大地震を身近に感じた事について書いています。
沖縄に居た私はどこか他人事のように感じていたかもしれない、それほど現地に行ってみて感じた衝撃は大きかったです。


宮城県、東北地方を訪れるとやっぱり東日本大震災の事が思い出される。
震災から13年も経つが、各道の駅には震災での被害の状況、復興への経過が掲示されていた。三陸海岸を走ると、どこも聞いた事のある地域地名が多い。それほど当時からニュースなどで耳にする事も多かったし、被害の大きかった地域は特に長い事ニュースになっていたと思う。
各地域に震災の伝承館、震災遺構として当時のまま残る建造物がある。東日本に来てるのだから昔の状況と、今の現状を見てこようと岩手県、宮城県、福島県の4ヶ所の伝承館へ行ってきた。

沿岸部の被害は大きかったが、現在は復興が進んでいた。壊滅的な被害の地域は震災復興公園として整備されてる所が多く、震災があったとは思えないくらい綺麗な街並みだった。
伝承館で当時の様子を知り、実際に当時のまま残っている震災遺構を見ると津波の恐ろしさがより分かった。到達した津波の高さは想像をはるかに超えるものだった。当時の細かい状況などを知ると、本当に心苦しくなった。

復興が進み、町は綺麗な建物が並びお洒落な雰囲気であるが、その近くには当時のままの震災遺構があったりする。驚く光景だが、それはこの場所で起こったほんの1部だということがわかった。

実際に行ってみて感じた事は、自分たちが想像していた以上に地震や津波の被害が大きかった事。
実際に目で見て見ると本当に津波の大きさや、威力の強さを感じる事が出来た。ニュースだけでは伝わらない事がたくさんあった。
被災地から遠くに住んでいると、震災の記憶がどんどん薄くなっていく。
何年経っても同じ日本で起きた災害であって風化させてはいけないと感じた。
その為に各地に震災を伝える資料館があったり震災遺構がある。被害を受けた被災者からすると思い出したく無い事も多いかもしれないが、震災を忘れない為に凄い大切な事だと思った。
施設を何ヶ所か訪れる事で、東日本大震災の事を考えるきっかけとなり、自分達でも調べるきっかけになった。

そして、福島県原子力発電東京電力廃炉資料館へ。
原発の問題についてはなんとなくしか理解できていなかった。今現在どうなっているのかと思い行く事にした。
その道中、福島第一原発に近づくにつれて町は驚くほど閑散としていて店舗やお家ももぬけのから。人、一人居ないくて、草がぼーぼーにはえて、おりなんでかなって思いながら走ってた。工事してるところもいっぱいでトラックもいっぱい!結構な広範囲で。異様な雰囲気だった。
廃炉資料館は運良く予約もせず、館内をガイドしてもらえた!原子力発電についてや震災による事故、今後の課題など詳しく知ることができた!自分たちが知らないことばっかりだった。今まで見てきた被災地よりより悲惨な状況であることがわかった。東京電力の責任と反省してたけど、津波による影響で仕方のないことなのではないかとも思った。あんなに閑散としていた道路はまだ放射能の影響があり、住める状態じゃなく避難している人たちがいっぱいいるということだった。工事していたところは最近ようやく復興に向けた許可が出て、工事が始まったとのことだった。13年も経ってるのに?衝撃だった。原子力発電所を廃炉するまでにあと30年以上もかかるらしい、、とてつもない影響を及ぼしていることがわかった。
ニュースなどでやってたけど、どこか他人事で本当にその場だけの理解だった。理解すらしてなかったことがわかった。
今もこんなに苦しんだり、復興に向けて頑張っている人がいることが分かった。自分たちも知って、伝えていかないといけないのかもしれない。
海沿いの街から人がいなくなり、廃墟とかした街を車で走ってみて恐怖すら感じたし、現状を知れた。日本にこんな所があるなんて、、行ってみて良かったと思った!

復興を遂げた街やそこに住む人々はいろんな思いや葛藤、苦労など自分たちには想像もできないほどたくさんあったと思う。でも、乗り越えて前に進んでて、前と同じような活気を取り戻してて、なんか逆にこっちが元気もらえた気がした😭😭自分たちが出来ることやっていきたいなと思いました。
是非近くに行った際は行ってみるのも良いかと思います。

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