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「未在である」ということの有利さ



未在であること。
「未在(みざい)」には、禅語で「修行に終わりはなく、常に向上心を持って上を目指す」という意味があります。また、「限りが無い」「未だ此処に在らず」という意味もあります。

「できる」「わかる」と思った瞬間人の脳みそは思考をやめます。AIでモデリングをする場合、その観察する作業(AIに写しとるモデリング)を「簡単だ」「わかってる」とたかを括ってやると人間の脳みそは思考停止して「わかった」に対して結論を出そうとします。

そこで生まれるのが心理的盲点「スコトマ」です。

スコトマとは「盲点」見えているはずなのに、見えない、、というやつです。これを「スコトーマ(心理的盲点)」と呼びます。そのうちの一つとして、脳が重要ではない、と判断したものについては、「意識しない」ということで、見えていないものと同じ状態になるのです。

なので本来見えているものでも「わかってる」という状態で臨むと見えてるものも見えなくなる。だから、常に「私はわかっていない」という設定を自分の中に置くのです。

これは自分はできないダメなやつって卑下とは違うので勘違いなく。

専門家として理解していることは「メタ」に認知しつつ常に「未在である」というポジションを取ると観察はうまくいきます。

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