017.焚き火を囲んだ時の話
人はなぜ焚き火をするのか
少し前のキャンプブームも相まって、焚き火をする人が増えている。
これだけインフラも発展している中で、なぜ人はあえて焚き火をするのか
私が感じる焚き火の魅力は、癒やしである。
焚き火を見ているだけで、心が落ち着きリラックスすることができる。
なぜ、ただ焚き火を見ているだけで、人は落ち着くのか
焚き火の炎のゆらめきが心臓の鼓動のリズムと同じとも言われており
それが脳のリラックス効果に繋がっているとも言われている。
その他にも、人が焚き火を扱えるようになってから発展してきたことも
人が炎を見ると安心する要素なのかもしれない。
私達の祖先は、火を扱えるようになってから、大きく発展を遂げていった。
料理が出来るようになったことや、暖を取れるようになったこと
火があることによって、野生動物から身を守れたことなど
火を扱えるようになってから、人類は大きく発展を遂げることが出来たのだ
と思う。
長く繁栄し続ける中で、火は人類に取ってなくてはならないものになった。
だからこそ、我々も火を見ると安心するのは、遠い記憶の中で
火によって発展してきたことを覚えているからだと思う。
また、焚き火を囲んで仲間と語り合うことで、コミュニケーションが深ま
り、新たな人間関係が生まれるきっかけとなったとも言われています。
今、店内に暖炉のような炎を眺めながら食事などを楽しむことができる、
お洒落なお店も増えている。
今後もしかしたら現代人にとっての新たなコミュニケーションツールに、焚
き火が使われることがあるのかもしれない。
皆さんも是非焚き火をする際は、安全な場所でマナーを守って行っていただ
ければと思う。
便利な世の中でも、敢えて不自由を楽しむのには、理屈では無い理由がある
ことを感じた一夜でした。