公教育における、後進育成の課題
昨日、全国で活躍されている先生方とzoomで色々と話をしました。
最初は雑談を楽しみながら、後半から教育感や子ども達の見取りと話が広がっていきました。
その流れで、若手教員への指導が話題になりました。
後進育成は、公教育だけでなく福祉でも、公民問わず急務であり継続している課題であり、中でも公教育は民間に比べて後進育成のシステムが確立されていない、と考えています。
教育委員会主導の研修はありますが、学校組織としての育成プログラムや後進育成の風土が育まれていない、と感じています。
でもそれは、学校という特殊な職場環境が原因なのかもしれません。
市を跨いで移動すれば、教育委員会か変わりますからルールが変わります。
同じ市内でも、学校が違えばルールが変わります。
同じ学校でも、管理職や先生方が変わればルールも変わっていきます。
その違いが、一貫性を持って後進育成が行えない理由だと考えています。
昨年度Twitterのspace機能を用いておこなってきた、全国の先生方との対談「ミドル教員のマネージメント(仮)」を再開する事に決めました。
後進育成に必要なのは、ボトムアップではなくトップダウンです。
トップダウンというと、上司から部下への強制でパワハラ!みたいに考えている人も多いのですが、組織の方針を示し風土を作るのは管理職です。
その管理職の育成やサポートは、若手の先生よりも少ないのが現実です。
現管理職だけでなく、これから管理職になる先生方の育成支援について考えるspace対談でした。
今年度に入って「いじめと不登校をなくすための安全基地学級」に活動を切り替えてきましたが、やっぱり必要だなと再確認しました。
私は公教育の人間ではありませんが、民間のコンサルタントであり研修講師だからこそできることがあると考えています。
新しいことにチャレンジして、より良い公教育を次の世代へ手渡したいですからね。