労いの言葉の威力
私は家事のほとんどが好きではなくて、唯一好きなのは料理、でも後片付けは嫌い。(料理は好きだけど、一日三食作るのはちょっと辛い)
洗濯は好きでも嫌いでもなくて、とくに苦ではないけど、大物の洗濯はちょっとめんどくさい。
掃除関係はのきなみ嫌い。でも掃除はしないわけにはいかないので、とにかくいろいろハードルを下げて頑張っている。
物を少なくし、汚れる前に頻繁に掃除する。これが一番私に合ったスタイル。
大物の掃除は、つい先延ばししてしまう。
換気扇のお手入れランプが点灯すると、毎日その文字が目に入るたびに憂鬱になる。
今日は重い腰を上げて、換気扇の掃除を頑張った。
換気扇を洗っている途中、リモート勤務の長男が水分補給でキッチンに来た。
ガシガシとシロッコファンを洗っている私に一言。
「おっ、頑張ってるねぇ!」
そんな一言がとても嬉しい。
換気扇なんて、カバーの内側が汚れていようが掃除してピカピカになろうが、たぶん誰も気づかないし、気にしてない。
でもやっぱり先延ばしにしすぎると、いざ掃除する時に汚れが酷すぎて、結局辛い思いをするのは未来の私だ。
なので頑張る。
やり終えて、一息つきながらストレス発散でゲームを楽しんでいたら、長男が再びやってきて
「乙!」
と肩をポン!と叩いてくれた。
もうほんと、こんな些細な労いの言葉が死ぬほど嬉しい。
頑張ってよかった。また頑張ろうって気持ちになる。
最近、夫にもらえなかった言葉を、子どもたちがくれるようになった気がする。
換気扇の掃除をしている時はしんどくて悶々としてたけど、今日も長男の言葉に救われた。感謝。