狩猟免許取得の回顧録
7月末に第一種銃猟・罠猟の免許を取得しました。
回顧録として、申込みからの流れをここに記録します。
狩猟免許試験の申込みは地元猟友会の取りまとめ役の方が、まとめて申込みしてくれました。自分の場合は、地域おこしで直でお世話になっている役場職員の方が、たまたま猟友会の役をしており、提出は滞りなくすませられました。なので、提出に必要な書類、受験料や手数料などを、その方が持っていく期日までに用意して渡すだけとなりました。同時に事前講習会への申し込みもしました。
今回、自分が住んでいるエリアでは、事前講習会が試験日の2日前でした。ググったり、大阪で狩猟免許取得した友人に聞いたところ、だいたい1週間前に事前講習会を開催しているようで、そこから必死に暗記するのだとか。2日前に講習会で大丈夫かなと思い、友人に狩猟読本を借りましたが、試験日の1か月前には狩猟読本と問題集が届きました。
試験の流れなどを調べて、銃の方では、狩猟鳥獣の判別に鳥が出てくるとのことで、鳥の種類を覚えることだけして、あとは、狩猟読本はざーっと読みました。
事前講習会については申込み後、特に音沙汰はありませんでした。狩猟免許試験については、受験の案内が郵便で届きました。
事前講習会では、猟友会の方がテキストに沿って、説明をしてくれます。午前中は座学、午後は実技や鳥獣判別のコツなどを教えていただきました。
事前講習会の参加はマストと、調べた中でありましたが、ほんまにそう思います。
今回は第一種を受けるので、摸擬銃の解体、組み立てなどを一通りおこないました。そして、この講習会で初めて知ったのは、第一種も空気銃の実技があるとのこと。空気銃の実技は第二種だけかと思っていたんです。第一種取得すれば空気銃も使えるから、そらそうやなとも思うのですが、前情報ではまったく見かけなかったんですよね。
今回は第一種の受験者は2人、第二種は1人やったので、存分に練習することができました。
罠の方は、架設がそんな1日でできるんだろうかと思ってましたが、簡単なもので拍子抜けでした。無意味に緊張していた自分が笑える。
猟友会のおじいちゃん達はゆる~い感じで、気さくに話せる人たちでした。
試験当日は、県の方が説明や進行をしていました。
午前中に知識試験があり、自分は2種類受験なので、2時間超の持ち時間。
ほとんどが模擬テストに出てきた問題でしたが、いくつかは初めてみる問題。暗記する問題と、考えたらこうなんじゃないかという問題とがありました。2~3回見直して、大丈夫そうかなと思い、途中退室しました。
知識試験は受験者全員が時間前に終わり、全員が合格しました。かなり早い展開やったので、そのまま次の試験に進むことになりました。みんな早く終わらして帰りたいですよね。
第一種の実技は時間がかかるので先に始めますとスタート。
流れは以下のようでした。
第一種:鳥獣判別→実技(摸擬散弾銃の解体・組立て・装弾・構え・脱包、銃の受渡し、休憩の仕方、グループでの行進時の持ち方)(摸擬空気銃のポンピング、装弾、構え)
罠:鳥獣判別→実技(法定猟具・違法猟具の判別、罠の架設)
すべて順調に進み、合格することができました。
とりあえず、ほっとひと安心。罠は特に8割程度の合格率とは聞いていたものの、やっぱり受かるまでは緊張します。狩猟免許がないと何も始まらないので。