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丸池湧水の清掃
年に一度の丸池湧水の清掃へ行ってきた。
実は、けっこう楽しみにしていて、だって普段は入れない池の中に入って水草とったりできる。
晴れていればよかったけど、残念ながら雨予報。幸いなことに午前中の作業時はほぼ降らずだった。
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熊手や4本爪フォークを使って水草をかく。意外とすんなりとれてくれる。
池の中には様々な生物がいた。ザリガニ、カニ、大きい魚から小さい魚まで。ザリガニは外来種のアメリカザリガニで、特定外来生物に指定されているため、捕獲したら駆除しなければいけない。
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池底の砂からどんどん水が湧き出てくるので、水がすべてきれいになくなるわけではない。35年前に栗野岳に降った雨水が湧いてくる。すごいとしか言いようがない。自分が今、ちょうど35歳なので、生まれた時の水を飲んでいるのだ。
湧き出ているところは、砂がやわらかくなっているので、深く沈んでいってしまう。でも、その周辺の藻がけっこうある。量も多くかつ埋まっているので、フォークで刺してグイッと力をいれないといけない。けっこうな全身運動で、心地の良いお腹減り具合になった。
水量1日6万トン。量だけみても豊富だけど、その質も豊かに感じる。
こんな自然の恵みを享受しながら生活できることはとてもありがたい。