秋まつりでの振舞い
地域おこし協力隊2年目、今年は秋まつりで猪ソーセージの振舞い(試食)をした。
去年の12月ごろに職員の方から、イノシシソーセージ作ろうってことで作ってみて、自分もソーセージめっちゃ好きやから、作り続けた。
町内のイタリア料理店のシェフにイタリア流ソーセージの作り方を教えてもらったりしながら、何度も試作を重ねる。
なんで振舞いをするのか、目的は何なのか、二つある。
一つ目は、ジビエの啓発。
猪肉とか鹿肉とかって臭いとか固いとか、あんまり食べたくないイメージの人がまあまあいる。実際に食べたことない人もけっこういる。うちは夫婦ともにジビエ大好きなので、関西にいたころから、たまに購入して食べたりしていた。ここらへんでは、身近に猟師がいないと手に入りにくいし、食べる機会が限られている。年配の方は、親や親戚が猟師やったりで、昔は食べたことあるって声を時々聞く。
とりあえず、食べてもらう機会を作ること。それでちょっとでも興味持ってもらったらいい。今すぐどうのこうのってわけじゃなくて、ジビエを食べた体験が何かしら今後に繋がっていけばいい。
二つ目は、自分が目標を持ったことを、実行すること。有言実行して、自分の自信に繋げること。別にめっちゃ計画してとか、自分が納得する完璧なソーセージが作れたってわけではない。ただ、秋まつりで振舞うってことを目標にして、それを達成したことが良い経験になるからだ。
無料で振る舞うって、地域おこし協力隊で町に属して、町のイベントやからできること。ありがたいことに、販売はしてないの?って聞かれたりすることもあったけど。
商売するなら、地域おこしが終わってから、自分自身で責任を持ってしたいと思っている。
行政職員の方や、地域おこし協力隊の仲間、町の人、うちの奥さんにも色んな形で協力してもらった。直接何か手伝ってくれることもやけど、気にかけてくれたり、なんとなく楽しみにしてくれる気持ちが嬉しい。みなさま、ありがとう。