SES学校:一般編 SES営業の心得 3.一次請けに近い会社から案件を貰うべし~その2.5~ 実践した結果・・
私が支援しているSES企業は、SES契約で自動でデータ解析/機械学習を実行するツール「Dataiku」のプロジェクトに参画していますが、この「Dataikuビジネス」を新事業として立ち上げる事になったので販路開拓の相談をいただきました。
ということで、Dataikuを扱っている一次請けSIerを開拓する必要になったので、「一次請けに近い会社から案件を貰うべし ~その2.5~」をさっそく実践することになったのです。
1.Dataikuビジネスを行っているSIer(Dataikuパートナー)を探す
まずはネットで「Dataiku パートナー」「Dataiku アライアンス」などのワードで検索。インテック、野村総合研究所、NTTデータ先端技術、エアーなどの会社がヒットしたので各社のホームページでコンタクト先を探します。
野村総合研究所のホームページにコンタクト先が記載!
2.Dataikuパートナーに情報交換の為の面会をオファーする
オファーの為のメール文を作ります。この文の内容が返信を貰えるか否かの“カギ”になります。
野村総合研究所
〇〇様
突然のご連絡恐れ入ります。
私、株式会社△△ 営業の中島と申します。
弊社は、データ解析アウトソーシング、人材提供やAuto MLツールの導入支援を行っている会社でございます。
某SIer様のアンダーでDataiku事業をご支援させていただいておりますが
この度、会社としてDataiku事業を立ち上げる事を決定し、Dataiku人材教育を行っております。
Dataiku事業の拡大を目指すにあたりまして
Dataikuパートナー企業の貴社と一度情報交換をさせていただきたく
勝手ながらご連絡差し上げた次第でございます。
ご面会に関して何卒ご検討の程、よろしくお願いいたします。
~メール文作成の2つのポイント~
1.自社の会社紹介(事業概要とDataiku)を簡潔に記載すること
2.面会して何をしたいか簡潔に記載すること
メールを送信して1カ月少し経過したところで野村総研から下記のメールが返ってきました。
ホームページに問合せ先を記載しているということは、
先方は “何かに困っている”、“何かを求めている”ということです。
例えば、一度メールして返信が無くても1カ月後にメール文の書き方を再度工夫したり、近況のアップデートを入れたりして再度送る。2カ月後、3カ月後も続ける。「点」ではなく「線」でオファーすることで面会の確立があがります。
だって、メール送るだけですから、そんなに時間かからないですよね。
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