SES学校:初心者編 SES営業が休みの日にできることは何か?(学習、発信など)
「SES営業が休みの日にできることは何か?(学習、発信など)」
今回はメンバー会員さんからのリクエストです。私の経験を踏まえSES営業の学習についてお伝えします。
私がSES営業をしていた時、エンドユーザーやプライム企業の方と会話する為に必要と思って勉強したことは4つありました。
1は今で言うITパスポート、2は簿記3級の資格を取得する事でベースが身につきました。
しかしながら3と4は営業レベルで学習できる資格や教材が見つからなかったので、色々なサイトや本を読んだり、自社のエンジニアに聞いたりして 自分でExcelにまとめていました。
3(生保システム)の学習の為にまとめた資料は、後にホームページ作成の時に役に立ったり、外資系SIerに転職する際にも役立ちました。
ただし、これは私の所属していた会社が生保やSAPに強く、学習すべきことが見えていたという状況があったからできたワケで、、
では、案件を絞らないマッチング重視の営業の場合は何を学習すれば良いでしょうか?
私だったら、“会社の強みとか関係なく、自分の強みを作る” です。
技術的な観点だけで言ってもWebアプリ、基幹系アプリ、インフラ、組込ソフト等の分野から、更にその分野の中でも特定プロダクトのSAP、Salesforce、AWS、といろいろな知識が必要になります。
全ての知識を得るというのは、例えて言うと、国語・地理歴史・公民・数学・理科・外国語6教科30科目全教科まんべんなく勉強するという話です。社会人で業務後の限られた時間で習得するのは難しいですよね。
自分の強みを作るについて、例えば、現時点での私がお勧めするのは【Amazon Web Service】の知識習得です。
上記で言うとインフラ分野に入りますが、パブリッククラウドではNo1シェアでオンプレサーバがどんどんクラウドに切り替わっている状況です。
これからもAWS移行案件やAWS上での新規アプリ構築、AWSデータ分析基盤など案件は増えると思われます。
案件を絞らないマッチング重視の営業でも
会社の強み(社内にAWSエンジニアがいるか)とか関係なく、自分の強み(AWSは詳しい)を作る”ことによって、AWSに強い会社(クラスメソッド社やサーバーワークス社等)と面会した時に会話が弾み、他社の営業と差別化でき、結果として優先的に案件を回してもらえるようになります。
自社にAWSエンジニアがいないなら、SES交流会などで数人でもAWSエンジニアがいるSES会社を探してコネクションを作っておけばいいですし、
結果うまくいかなくてもAWSに強い上位の会社に転職すれば良い、と思います。
参考までにAWS学習に役立つサイトを紹介しますので、良かったらご一読ください。
クラウド未経験の営業職が独学3週間でAWSクラウドプラクティショナーを取得した記録 | DevelopersIO (classmethod.jp)