三体をもっと楽しめるかもしれない話 〜情報量〜
はじめに三体に上記のような記載がある。なぜ、何もないような青空の絵の方が精密に書かれた絵(清明上河図)より情報量が多いのか。宋の時代に人々はどのように生活していたということがわかるから、精密に描かれた清明上河図の方が情報量が多いじゃないか、と思うはずだ。ただ、情報理論をかじった人間であればその理由を直感的に理解できる。三体を読む面白さが増すと思うので、その直感について説明したい。(難しい数式とかなしで)
日常会話の「情報量」本題に入る前に、日常でもよく使われる「情報量」とい