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【月刊 キャンパスライフジャーナル】 2024年7月号

★ ★  目 次  ★ ★   
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●今月のキャンパスライフ報告
●学校より 「砂漠で水を確保」
●学生寮より 「自転車でディズニーランドへ行ってみる」
●編集後記
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● 今月のキャンパスライフ報告 ●
 
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毎日が36℃前後の猛暑になってきました。学び直しの大学生活を始めて1年4ヶ月が経過。昨年に編入学(2年生~)で入学したので,現在で折り返し地点に到着しました。ここまでの大学生活は,とても充実していて,勉強三昧の日々を送れています。夏休みに入りましたので,心身ともリフレッシュして,後学期に備えたいです。
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● 学校より 「砂漠で水を確保」 ●
 
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◆【水あるじゃん。グランバラの水を確保(7月3日)】
 
 「植物や作物は,水があれば何とかなる」
とのことですが,雨がほとんど降らない国は,植物や作物が育たないのでしょうか。しかし,全く雨が降らないことはないので,雨が降った時にどうするか,とある授業を聞きながら自問自答していました,雨が降れば,グランバラ(砂漠の名前)が湖のようになる。
 
「水あるじゃん。あれだけ大量の水があれば植物や農作物に使えるのに。干上がって水が消滅しまう前に,この水を確保できないのか」
 
グランバラとは,アフリカのジブチにある砂漠。隊員時代は,グランバラに溜まった水の湖を見て,「今のうちにこの水と下のひび割れた砂漠を大型耕うん機で耕して混ぜたい」と当時に思っていたことを思い出しました。
 
この2週間ほどで水がなくなってしまう天然の貯水湖,卒業論文の研究内容は,グランバラの水の確保にしようかなと。もう卒論のことを考える時期になったんだと思う今日この頃です。
 
◆【前学期終了(7月19日)】
 
19日(金)の期末テスト終了をもって,3年生としての前学期が無事終了しました。
 
終わった瞬間は、フルマラソンを全力で走り切った気持ちで「やっと夏休みだ~」と喜び,緊張感が切れて,ドッと疲れてしまいました。
 
 春休みが始まった2月から7月まで約5ケ月間,本当によく頑張りました。振り返ると,今までできなかったことができるようになり,知らなかったことが分かるようになり,成長できたことが実感できています。何だか嬉しいです。よく頑張った自分を褒めてあげたいです。
 
◆【JICA筑波内のレストラン NERICA(7月21日)】
 
 初めてJICA筑波内のレストラン NERICAへ行きました。
 ほうれん草入りチキンカレーを食べていると,私のとなりに黒人の30代くらいの女性が食事を持って,私の席の隣に座ってきました。他に空いている席が沢山あるのに,あえて人がいる,しかも面識のない私の隣に座ってくる人の距離感にちょっとビックリしました。
 
 話しかけてみると,彼女はルワンダ人。その後,食事をしていると,隣りの彼女の知り合いなのか,若い黒人女性がやってきて,私の隣の座っている彼女の食事を手でつまんで立ち食いし始めます。それにキレた隣の彼女が机をバンバン叩き始めて,アフリカン文化が炸裂している食卓となりました。
 
 アフリカに住んでいたことがある私でも,ちょっとビックリするテーブルマナーで,小さな日本人の子だったら泣き出すかもしれない感じでした。人との距離感が無茶苦茶近くて,いやぁ,もう近すぎて何か笑っちゃいました。

ほうれん草入りチキンカレー

◆【大学生向け国際協力理解講座への参加(7月22日~26日)】
 
 大学の期末テストが終わり,翌週から1週間,茨城県の筑波市にて,大学生・大学院性向け国際協力理解講座に参加しました。
様々な背景を持った研修員がアジアやアフリカから集計。こうした研修員と交流しながら,超一流の講師陣からの講義を受けて,大変貴重な経験を得ました。
 講座の最終日は,「研修員に対して英語でプレゼンをする」という大変なミッションもありましたが,無事に終わりホッとしました。外人さんに対してプレゼンするのは初めてだったので,貴重な体験をすることができました。
 講座を受講するにあたり,サポートしてくださった関係者の皆様,本当にありがとうございました。

野菜収穫後の休憩

◆【バードサンクチュアリへの参加(7月30日)】
 
 所属している研究室がバードサンクチュアのエリアに入り調査するとあり参加しました。
バードサンクチュアリとは,鳥を主とする野生生物の保護区です。普段は立ち入り禁止区域なので,どんなところなのか楽しみでした。
 
 エリアに入ってみると,ジャングルのような野性的な場所で,クモの巣は多いわ,木の生え方がワイルドだわ,歩きにくいし,道に迷いそうだし,なかなか調査が進みませんでした。
 
 貴重な体験ができたのがよかったです。夏休み中にあと2回,この保護区に入れるようなので,次回もチャレンジしたいと思います。

バードサンクチュアエリア
設置した温度・湿度計

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● 学生寮より 「自転車でディズニーランドへ行ってみる」 ●
 
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◆【自転車でディズニーランドへ行ってみる(7月3日)】
 
 夜も10時頃,トイレに行った後,洗面所で手を洗っているとある寮生さんがやってきました。

 夜も遅いのに,外出する服装だったので声を掛けました。
私「これから出かけるの?」
寮生「今,帰ってきたところなんです。自転車でディズニーランドへ行ってきました」
私「えぇ!ここから浦安まで自転車で?!どれくらいかかるの?」
寮生「途中で断念して,〇〇まで行って帰ってきました。暑かったです」
もう7月なので,いくら夜とはいえ,暑いのは確かです。

 「寮から自転車でディズニーランドへ行ってみよう」なんて発想,「若いなぁ」と思いながら,私も昔,世界一暑い国といわれるアフリカのジブチで,住んでいた地方都市から首都まで片道100キロ,自転車で移動してみようと,自転車を購入したことを思い出しました。

 若さとチャレンジ精神が溢れる20歳前後の若い学生達に囲まれて,良い刺激を受けています。

 ちなみに,寮からディズニーランドまで,自転車でどれくらいかかるのかをGoogle Mapで調べると2時間程でした。サイクリングだと思って,私も今度,自転車で行ってみようかなと思います。
 
◆【お風呂での語り合い(7月30日)】
 
 今日は大浴場で湯船に浸かっていると,同じ大学に通う1年生に声をかけてもらいました。

 お互いに大学生活や期末テスト,学生寮や故郷のこと等,長湯でのぼせそうになるまで話しました。始めて声をかけてくれた方だったのでうれしかったです。
 
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● 編集後記 ●
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 暑くなり,夏休みになったこともあり夜更かしもし始め,何だか寝付けなくなっています。
 途上国の研修員に囲まれた夢のような研修生活から現実の世界へ戻ってきました。研修が終わり,日常生活が再開しています。さて,研修では,途上国から来た研修員に日本の印象ついて聞いてみると,「つまらない」と率直な意見をいただいております。失笑してしまいましたが,物事をハッキリ言ってもらえるのは,何だか気持ちが良いものです。彼らの国では,物はないし,インフラも整備されていない環境下でも,ダンスをしたり,歌を歌ったり,パーティーをしたり,自分達で勝手の楽しみを見つけて人生を豊かにしています。一方,日本人はあまりパーティーは開催しないでしょうか。日本人はあまり楽しんでいないように感じるのかもしれません。研修で出会えた研修員の皆さんは本当に楽しそうで,何だか生き方を見習いたいと思いました。また,研修では,超一流の講師陣にお会いでき,今後の目指すべき方向性が見えてきたように感じました。今月も良い日々を過ごすことができました。ありがとうございます。
今後も無理をしない程度に執筆をしたいと考えています。

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