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気圧

台風、季節の変わり目ということもあり気圧が上がったり下がったり。頭は痛いし鼻は詰まるし、当然鼻腔への息の抜けが悪い日が続いている。歌手ならみんなそうなのかというとそうでもないらしい。歌も発声もうまい友人何人かに聞くとほとんどが気圧とか関係ないという。先生に言わせれば私がコンディション悪い日は他のレッスン生もコンディションが悪いという。この辺は人体構造というか持って生まれたものはあるんだなぁと思う。
鼻腔への息の抜けが悪いと、喉を枯らしてしまうことがある。本来は腹圧で押し切るべきところだが、ギターを弾きながらだとフォームが乱れ、喉で地声感を補ってしまうからだ。
朝から晩まで練習していて、練習する度に声が悪くなるという悪循環に陥ってしまった。
何故そこで?という別に高くもなんともない箇所で不意に声が裏返ったりしてしまう。これではかっこ悪いので、常にそうならないように意識していると力んでまた喉を枯らす。
難しいものである。

練習中に曲が変わっていくこともある。もっとこうしたほうがいいと気がつく。ギターでリフ弾きながら違うメロディ歌うなんていうのは全速力で全集中で走っているようなものなので曲が変わるなんて頭は大混乱。また1から練習し直しになる。
そういうディテールにこだわれるというのは、時間に余裕が必要だ。

お焼香のときにうどんと天ぷらとわさびが出てきて、作法がわからないという夢を見た。
まずはわさびを箸で摘んで手前の皿におき、手を合わせる、なんてことを右に座る妹がやっている。信用できないので、左の父の様子を伺うとうどんをちゅるちゅると食べている。これ食べるんだ、、前の人は食べていなかった。前の前の人はわからないが、なんとなく「すすっている」音は会場に響いていた。でももしこれが食べない作法ならとんでもないフードロスになる。一口サイズでもない、ちゃんとうどんセットなのだ。天ぷらを食べる。そりゃあ味がしない。うどんにわさびって付けるんだっけ?と思いながら一応わさびをかけうどんに溶かす、溶かしてから、いや絶対違うでしょと失敗したことを自覚しながら、うどんをズルズルと食べる。よく見ると、蓋のついた湯呑みに天つゆが入っている。トラップだ!しかしうどんはかけうどん。わさびは儀式としてそっちに溶かすべきだったのだろう。意味のないフードロスだ、とりあえずそういうことになってるから、というのが嫌いなのだが、そこで立ち止まってしまうと全体の流れが悪くなる。お前のこだわりに付き合っている暇はない、適当に流せ、空気を読め!
一心不乱にうどんを食べ、そこから記憶はない。よだれを垂らしながら起きると、前日の頭痛は消えていた。とりあえず母が死んでいなくてよかった。

明日ライブです。
ライブ配信もありますのでホントよろしくお願いします。

中井設計×wanogilonツーマンライブ
「逆襲1987」

日時:
2022年9月23日(金・祝)
開場11:15  開演11:30
会場:渋谷La.mama

中井設計は12時半〜
wanogilonも観てね。

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