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JLPT N2の文法 「もの」のシリーズ

 みなさん、こんばんは。本日もお疲れ様です。今回は、記事の課題のテーマは自由にすることになりましたので、先週勉強したN2の文法「もの」について書いてみたいと思います。例文は、自分が作成した文章なので、間違いがあったら、ぜひ修正していただけたら嬉しく思います。
 
1.~もの
意味:誰でも~だと思う
  (当然のことや、変わらない事実をいうときに使う)
接続:Vる/Vない+もの/もん+だ
例文:どんなに辛い毎日でも、必ず幸せな日が来るものだ。

2.~もの
意味:~べきだ
   ~べきではない

   (注意やアドバイスをするときに使う)
接続:Vる/Vない+もの+だ
   Vる+ものではない
例文:
・果物の皮には見えない細菌が付着しているから、食べる前にちゃんと洗うものだ。
・熱があるから、お風呂に入るものではない。

3.~もの
意味:~だなあ (気持ちを込めて何かを言いたいときに使う)
接続:V普通形/Aい/Aな+もの+だ
   *Nは使えない
例文:初めて日本に来ることができて、うれしいものだ。

4.~というものだ
意味:一般的に言って~だ
接続:N+というものだ
例文:厚い一冊の本を一日で読みきるのが誰でもできないというものだ。

5.~というものではない
意味:絶対に~だと言えない
接続:普通形+というものではない
例文:あやまるだけで、問題が終わるというものではない。

6.~ものがある
意味:~という感じる
接続:Vる/Aい/Aな+ものがある
例文:せっかく日本に来られたのに、日常生活では日本語を使わないなんて、残念なものがある。

7.~ものの
意味:~けれど
接続:普通形/(Aな+である)+ものの
例文:ここのラーメン屋が美味しいものの、食べに来る人が少ない。

8.~ものなら
意味:できないと思うけど、もし~できるなら
接続:Vれる+ものなら
例文:食べられるものなら、今すぐベニズワイガニを食べてみたい。

9.~ものか
意味:絶対に~ない
接続:Vる/Aい/Aな/(N+な)+ものか
例文:あの人の話は嘘ばっかりなので、二度と信じるものか。

10.~ものと思われる
意味:~だと推測できる
接続:Vた+ものと思われる
例文:財布は最後に出したのは電車の中なので、電車の中に落としたと思われる。

 以上、10の「もの」についての説明でした。
みなさんも時間があったら、例文を作成してみてくださいね。
日本語の勉強をお互いがんばりましょう。

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