L47 KOYU SUMMIT 2022に参加してきました
2022年11月3日(木・祝)、宮崎県新富町にある、こゆ財団(一般財団法人こゆ地域づくり推進機構)が主催する、地方創生に関わるローカルプレイヤーの祭典、L47 KOYU SUMMIT 2022に、えぞ財団の1人として参加してきました。
※えぞ財団の詳しい情報はこちらをご覧下さい。
※こゆ財団の詳しい情報はこちらをご覧下さい。
元福岡市民だったのに、一度も宮崎県へ上陸した事がなかった私。
今回初めて宮崎市・新富町に滞在する事となりました。
開催日当日、宮崎市内からJRで新富町に向けて北上を開始。宮崎駅から10分程度走ると、周囲は都市部から農村部に代わり、北海道の主要都市駅から離れていく光景にも似た田園風景が広がりました。
その後、JR日向新富駅からタクシーで10分程度移動した所に、イベント会場であるOIWAKE SDGs PARKに到着。ここは10年前まで、地元の追分分校として使われていた学校。そちらをリノベーションし、新富町宿泊交流施設としたものです。
こうして始まったイベントですが、通常のイベントのように、登壇者が一方的に話す事はありません。登壇者は来場者にも積極的に関係を持ち、その境目がありません。登壇者はモデレーターとなるだけで、全員参加の話が続きました。
当日は全国からローカルプレイヤーが集結、北海道・関東・中部・関西や、地元宮崎県内のローカルプレイヤーが40名程集まりました。
先にお伝えした通り、このイベントは、ただ一方的に話を聞くイベントではありません。登壇者・来場者の垣根はなく、相互にやりとりをし続け、お互いが考え合うイベントです。登壇者側が一方的に話したり偉ぶる事はなく、急に意見や問答を振り、振られ合う、掛け合いが続きました。
その後、地元で次なる施策の知恵を出してもらいたい方々がプレゼンを行い、参加者がアドバイスをするという時間もありました。初めて出会った方々ばかりなのに、自分事のように親身になって発言する時間は、ここに集まるローカルプレイヤーの知識量・経験値の高さを改めて感じさせられました。
具体的なアドバイスを受けた人、自分の考えに沿って進むよう肩を押された人、皆が心一杯満足した時間が続きました。
また、当日は、新富町の地元農家さん・酪農家さんや、こゆ財団出身の方々がお店を出店頂きました。私も全店舗訪問し、僅かばかりですが商品を購入しました。単に商品を買うだけでなく、地元の方々と交流し、自分たちの美味しいものを気に入って買ってもらう流れができていました。
こゆ財団は、6年前に宮崎県新富町に生まれ、一次産業として、1粒1,000円のライチを生み出した後、地元と共に大きくなっていった団体です。官民連携の中でも、トップクラスの成功事例であり、町長はじめとした行政側の皆様と、こゆ財団や地元農家さん達、民間側の皆様の集合知、経験、失敗から得たノウハウを集めて、新しい街づくりをされています。1年後、どのような成長をされているのか、新富町へ伺うのが楽しみでなりません。
L47 KOYU SUMMIT 2022は、本年5月に開催された、L47 EZO SUMMIT 2022を受けて、元々11月3日(祝)に例年イベントを開催されていた、こゆ財団の皆様が即日実施を決めたものです。このスピード感がたまらなく良いのです。こゆ財団の皆様、本当にお世話になりました。
そして、我らがえぞ財団は、来年2023年5月26(金)から28日(日)に、L47 @ 2023 EZO SUMMITを開催します。全国から北海道札幌市のEZOHUB SAPPOROに、ローカルプレイヤーが一同に集まるイベントです。私は昨年、運営側で参加していましたが、本年も運営で参加する事と思います。皆様のご参加をお待ちしています。ご参加希望の方は、こちらからえぞ財団へご入会の上、こちらのPeatixからお申し込み下さい。
さぁ、半年後も、盛り上がるぞ!
何かお役に立てたようでしたら幸いです。