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2月29日生まれの人はいつ年をとるのか?年齢計算の方法とは

今日2月29日は4年に1度の閏(うるう)日。 2月29日生まれの人は4年に1回しか年を取らないのだろうか? 2月29日の人はいつ年をとるのだろうか?そもそも人はいつ年をとるのだろうか? 法的にどうなのかまとめてみた。 1 年齢のとなえ方に関する法律 年齢の数え方には大きく、「満年齢」と「数え年」がある。 明治6年の明治改暦以前、古来より太陰太陽暦(最後は天保暦)によって暦計算されており、年によって月の日数異なったり、1か月を足す閏月があったことなどから、暦日を実日数を以て

    • 令和6(2024)年はなぜ閏年(うるうどし)か?

      本年(令和6(2024))年は閏年である。2月は1日多く29日まである。 本稿では、日本での現行法上なぜ本年が閏年なのかを確認したい。 1 太陽暦における閏(うるう)とは 明治の改暦(明治5年太政官布告第337号)により、明治6年以降「太陽暦」がを採用されている。 太陽暦とは、地球が太陽を1周する一太陽年をもって暦の1年という暦法をいう。 地球を太陽を約365.25日をもって1周するから、日単位で数えて1年を365日で計算すると、約0.25日(約6時間)、すなわち4年

      • 1月1日がなぜ今日なのか?

        あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 令和6年元旦                弁護士 中弘 剛 1月1日はなぜこの日なのか?なぜ今日という日が1月1日なのか?なぜ1月1日はこの日なのか? なぜ1年に365.25日もある日のなかで今日という日が1月1日、年初、正月なのだろうか? 調べてまとめてみた。暦の専門家ではないので、自分で裏はとってね。 自然の時の流れは連続していて初め終わりなど決まっているものではないので、人間が時の流れに人工的に「1年」