サッカークラブのスポンサーを始めた目的

千葉県流山市に住み着いて、はや10年以上が経った。

2005年につくばエクスプレスが開通。
東京へのアクセスが悪く、陸の孤島だった流山市の真ん中に駅が出来ると、猛烈に発展。
市も子育て環境を整えて、ニューファミリー世代に猛アピール。
かくして、近年は毎年人口が1〜2%増え続けるという全国屈指のニュータウンが出来上がった。

さて、そんな流山。
発展しているけれど、転入者が多いので街としての一体感には欠けるなと感じる。
子育てで忙しい世帯が多いし、ご近所付き合いが減っている世代でもある。

そして私が最近ふと思って寒気がしたこと。
それは街の未来。
最も発展している流山おおたかの森周辺は一軒家と分譲マンションだらけ。
それが30〜50代ぐらいで埋め尽くされた状態で住人はそのまま高齢化していく。
20年後、、恐ろしいかも。。

新世代の流入を止めないために、魅力ある街を維持しないといけない。
サッカークラブにはその一躍を担う力がある。

ということで地元サッカークラブの支援を始めた、というのは完全なる後付けである。
間違ってはいないと思うけど。

すみません、本心へ。

1番の目的は「熱」。
私の人生には熱が必要だ。

どんなことも最初が一番熱量が高い。
私の場合は特に。
軌道に乗り始めると安定と引き換えに熱を失っていく。
もがいて、不安で、ストレスも溜まって、2度と同じ経験はしたくないと思っていたはずなのに、振り返ると最初が一番楽しかったりする。

なので軌道に乗った先に新しいチャレンジを用意するようにする。
スピードに乗ってきたら、自分で自分をつまみ上げて、次のレーンのスタート位置に置き直す感じ。

そんな自分に対して、熱の外圧を加えてくれるのがサッカーであり、流山FCだ。

勝利とか優勝とかJリーグ入りとか、熱い。
昨年、千葉県1部優勝をかけた最終戦、後半40分に勝ち越しゴールを決めた瞬間の高揚感は再現できるものじゃない。
確実にその外圧の影響を公私で受けた。

支援できる力がせっかくあるなら、熱量を分けてもらうだけの支援をしよう、ということでスポンサーをはじめた。

サッカー好きな方々、熱を感じたい方々。
サッカークラブ支援は、めちゃくちゃ楽しく、熱い。
流山にはビジネスチャンスもたくさんあるので、その足掛かりとしても是非流山FCへの支援からはじめてはいかがでしょう。

いいなと思ったら応援しよう!