【お宝が眠るドイツのお祭り】世界一アンティークのおもちゃが集まる日"Internationale PuppenFestival"に行ってきた。
お祭り大好きのドイツでは
日々数多くの"Festival:お祭り"が開催されています。
その中でも今回、一度は行ってみたかったお祭りがありました。
それが、タイトルにもあるとおり
【世界一アンティークのおもちゃが集まるお祭り】です。
ここでは、正規では手に入らないぬいぐるみやおもちゃなど
コレクターやバイヤーが集めて販売をしてます。
すでに廃盤になったぬいぐるみや限定品を含め
中々手に入らないモノがそこにはあります。
コレクターをイメージすると
男性が好きそうな汽車や車などを想像されるかもしれません。
それがそういうわけでもなく
可愛い人形やぬいぐるみも多く取り扱っているので
会場は老若男女、そして子供も多くいました。
コレクションが大好きな趣味の方は是非訪れたいお祭りです。
自分の好きなものを集めるのは、やはり人生の「"ロマン"」ですよね。
さらに聞いた話によると
このお祭りは世界で一番大きいアンティークおもちゃのお祭りだそうです。
Internationale PuppenFestival
プログラムに
" Das Event für Pupen-, Teddy- und Spielzeugliebhaber "
と書かれていました。
いわゆるこのお祭りは
【ぬいぐるみ・テディーそしてオモチャ愛好家のためのイベントだ!】
です。
実際に現地に足を運んでみて感じたことがあります。
ほんとにおもちゃが好きで
みんなに自分の趣味を知ってもらいたいという方が多いなと感じました。
お店の方もこれだけで稼ぐぞ!といった様子はなかったです。
そのせいか、押し売り販売ではなく
【どうぞ私のコレクションを見ていってくれ!】
と言わんばかりの雰囲気がとても良かったです。
あとで紹介しますが、その雰囲気にやられ、しっかりと購入しました!
○ 開催時期 ○
今年(2023年)は5月14日 - 21日の開催でした。
この時期にキリスト教の祝日"昇天祭"があります。
毎年その期間を挟んでの開催となっているようです。
【行き方】 会場はどこ?
会場はNeustadt bei CoburgとSonnebergの2会場で開催されてます。
メイン会場はNeustadt bei Coburgです。
サブ会場のSonnenbergはすぐ隣町となります。
○ 行き方 ○
アクセス方法は様々ありますが
車を持っているのなら車で行くのが一番いいです。
電車でのアクセスではまず近郊の都市「Bamberg:バンベルク」まで
電車でINする必要があります。
フランクフルトからの出発だとこのような流れになります。
【 Frankfurt - Bamberg - Neustadt bei Coburg 】
フランクフルトからバンベルクはRE54(バンベルク行き)の直通1本
またはICEでWürzburgまで行き
RB53(バンベルク行き)に乗り換えていきます。
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【CHECK】バンベルク観光の記事はこちらをチェック!
宿泊をバンベルクでしました。
その時の様子や観光地・おすすめをまとめたのでこちらを参考にしてください!
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ノイシュタット・バイ・コーブルクってどんな街
そもそもノイシュタット・バイ・コーブルクという街自体
ドイツに長く住んでいる私でさえ耳にしたことがない街です。
この街はもともとオモチャ産業が盛んで
「おもちゃの街として有名」だそうです。
隣町のゾンネベルクも会場の一つですが
ここもまた"おもちゃの街"で有名です。
今回は行けませんでしたが、オモチャの博物館もありました。
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Sonneberg(ゾンネベルク)
先ほど紹介しましたが
ゾンネベルクもこのイベントの会場の一つとなっています。
また、ノイシュタット・バイ・コーブルク同様に
おもちゃの街として有名です。
ここには2つのおもちゃ博物館があります。
一つはギネス記録を持つ博物館となってます。
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イベントの様子
イベント当日は運良く晴天でした。
天気予報では雨だったので、どうなるかと思ったのですが、さすが晴れ男!
ここで、能力見せてきました!
可愛いクマとおもちゃの女の子が公式のマークです!
朝6時スタートなのですが
さすがに朝イチだと準備が終わってないというか
これから準備始めますというところが多かったです。
もちろん、場所によってはすでに準備が終わっているところもありました。
ここがこの街の教会です。
どの街にも必ずといっていいほど教会があります。
おもちゃだけでなく、ガーリーな洋服も売られてました。
もしかして、お人形さんに着せるやつなのかも!?
お昼に近づくにつれ、お客さんが増えてきました。
場所によっては道が通れないくらい混雑していたので
中々ゆっくり見づらかったです。
【POINT】 ゆっくりと見たいのなら、遅くても朝8時には現地INがベスト
よく見かけるおもちゃの家のことを"ドールハウス"というそうです。
表現が合ってるかわかりませんが、
言ってしまえば、シルバニアファミリー的な感じです。
意外と人気があるらしく、やはり金額もグッと上がってた印象です。
昔は興味すらなかったもアンティークなおもちゃですが
大人になったからなのか、家に飾りたくなる気持ちが
わかった気が少しします。
80年代や90年代の古い本や昔のポストカードなども売られてました。
本は劣化がすごくて、ちぎれそうな本もチラホラw。
ちぎれそうな本でも結構な値段がする本もたくさんありました。
これは誰に需要があるのかすごく気になった人形です。
しかも、確かこれめちゃくちゃ高かったんです・・・
売られているということは需要があるということですので
きっと人気なんでしょう。
やはりテディーベアのお祭りでもあるので
テディーベアのぬいぐるみやクマさんの人形がたくさんありました。
小さい手のひらサイズから、写真の巨大なものまで。
日本のおすすめのお土産としてもシュタイフのぬいぐるみは人気です。
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サブ会場のSonnebergは
市民会館のような建物の中に小さなコーナーを設けて販売してました。
学校の文化祭なイメージです。
こちらは、入場料を払って館内に入るシステムなので、有料です。
料金は3ユーロ/一人あたりだったと思います。
テディーベアのぬいぐるみも多かったのですが
この職人技の木で作られたミニチュアグッズが特に目を引きました。
一個一個手作りです。
食事・休憩場所・トイレ
会場の一角で画像のような露店を構えて営業していたので
もしお腹が空いたらここでお昼ご飯を食べられます。
私はマルクト広場にあった
カフェ"Beiersdorfer Landbrot"に立ち寄りました。
パン屋さんがおそらくここしかやっていなかったので
ものすごく混み合ってました。
お祭りが始まる6時目掛けて向かったので
朝食をホテルで食べられなかったんですよね・・・
でもここでコーヒーとパンにスライスした卵とかハムが挟まったやつで
美味しくお腹を満たせました!
トイレは、教会の下にちょっとした広場があり
そこに仮設トイレがあります。
外出時はトイレの場所が意外とドイツ旅行では大切なので
チェックしておきましょう。
戦利品を紹介
今回は小さなテディーベア数体と普通サイズのシュタイフ
それとおしゃれなポストカードを購入しました。
パッと見て、めちゃくちゃ欲しい!となったクマちゃんたちです。
シュタイフのテディーベアだけでなく
テディー・ヘアマン(Teddy Hermann)と言われる
種類のぬいぐるみもあります。
素人では見た目はほとんど、見分けがつきませんが
ヘアマンにはタグが付けられていることが多いのでそこで判断できます。
シュタイフのテディーベアは
【" Knopf im Ohr " 耳にボタン】というキャッチコピーがあります。
なので、シュタイフのテディーベアには耳にボタンが付いているのでそれが判断する一つの物差しです。
ただ、まれに付いてないもののあるので注意が必要です。
シュタイフのぬいぐるみは触った感じとりあえず硬いです。
それも判断材料になるので、参考にしてみてください。
店員さんに聞くのもありです!
まとめ
ドイツには本当に興味深い色々なお祭りが日々開催されています。
このイベントがなければ訪れることはない場所で
新しい体験ができたことは本当に良かったと思います。
新しい体験は新しい発見や価値観を見つけることができます。
ドイツのいろいろな街に行って、観光地を紹介したり
イベントを紹介することで、自分にとってもとても勉強になります。
また一歩、ドイツマスターへの道が近づいてきたかなと思っております。
次はどこの祭りに行こうかな!?
CAIO