商売とは
1 利益をあげる目的で物を売り買いすること。あきない。
2 生活の基盤になっている仕事。職業。
上記1、2が商売の概念だ。①お客様、仕入先様と私たちは利益をあげる目的で売り買いをしている。②消耗品やサービスの売り買いは私たちの生活の基盤となる仕事である。ということを突き詰めて考えてみよう。売上を上げることは、商売を広げ、生活基盤を維持安定させることだ。予て懸念としている①安買い、安売り、②滞留、不良在庫発生と放置、③未入金先への追加販売、未督促は果たして商売なのだろうか?お客様も仕入先様も私たちも「利益」をあげる目的で商売をしている。何れかだけが負ける(利益が出ない)のは正常な取引ではないし、商売とは言えない。利益をあげるための行為が、過剰仕入による滞留在庫、不良在庫化、更に、売り切る努力をしないのは商売とは言えない。会社はお客様と、言葉を変えれば、社員は会社と商売をしている。会社も社員も「利益」をあげるために労働力を売り、給与という利益を相互に得ているのだ。自分の財布から仕入れをしないから不良化しても良いとか、自身の財布からお客様のために、自分が責められないために仕入れをするか?という話。会社の利益が自分の利益であるという意識と自らのコストは自らの利益で相殺してプラスにするのが商売だ。商売とは何か、間違った商売は何か、自分の行動は商売になっているのか見つめ直し、正しい商売をして欲しい。そして、商売で相手と互角に、バランスを保つのが営業活動だ。お客様がより売れるように提案をし、仕入先様から優位に買い、仕入先様の期待に応える。そして、自分、自社には「売上と利益」を持って貢献し、分配(利益)を増やすのが営業だ。日々の業務で、間違った商売になってはいないか?検証して欲しい、正しい商売で自分の利益をあげて欲しい。当たり前の考えを持って、当たり前の行動をとることでしか求める成果は出ない。
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