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ベルリン・フィル来日記念♪世界三大オーケストラは?クラシック入門あれこれ☆

この記事をご覧くださり、本当にありがとうございます!

さて、2023年11月現在、世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が来日公演を行っている真っ最中になります。

4年ぶりの来日公演とあって、この日を待ちわびていた!というクラシックファンの方も多いのではないのではないかと思います。

一方で、クラシック方面にはあまり明るくないけれど、ベルリン・フィルが何やら騒がれているな、と感じている方も多いはず。

そこで、ベルリン・フィルの何がすごいかといいますと……世界三大オーケストラの一つであり、その中でも間違いなく、世界ナンバー1のオーケストラなんです!

もちろん、オーケストラの好みは千差万別なのですが、ベルリンフィルだけは格別!とどの音楽雑誌を見ても第1位に挙げられていることが多いです。

今回の記事では、そんなベルリン・フィルの来日公演を記念して、

・世界三大オーケストラについて
・ベルリン・フィルについて
・CDと生演奏について

などを大特集しちゃいます!

まずは世界三大オーケストラについて、ご紹介していきたいと思います。


世界三大オーケストラとは?

世界三大オーケストラとは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ウィーンフィルハーモニー管弦楽団ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の三つを指します。


ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

1882年創設。

ドイツのベルリンに本拠地を置くオーケストラです。

機能性、自由性、自立性共に優れており、現代オーケストラの完成形とも言われています。

世界に名だたる常任指揮者たちによって、世界一のオーケストラへと成長してきました。


ウィーンフィルハーモニー管弦楽団

1842年創設。

オーストリアのウィーンに本拠地を置くオーケストラです。

世界最高の伝統と名声を誇っています。

自分たちの音楽性・自主性を重んじ、常任指揮者を置かないのが大きな特徴です。

ウィーン国立歌劇場管弦楽団のメンバーのみが、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーに入れるそうです。

ウィーン独特の楽器や奏法を受け継いでいます。


ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団

1888年創設。

オランダのアムステルダムに本拠地を置く世界屈指のオーケストラです。

創立100年を迎えた際に、正式に「ロイヤル(王立)」の称号が与えられました。

現在もオランダのマキシマ女王がパトロンを務めています。

団員は約120か国から集められ、高い技術のもと、独自の芸術集団として共演しています。


ベルリン・フィルの何がすごいの?

ベルリン・フィルは、オーケストラの顔となる指揮者のもと、一人ひとりが自由に思いっきり表現しているにもかかわらず、オーケストラ自体が本当に一つの生き物のような完全な一体感・躍動感の中動いているのが特徴です。

個性が強いのに、一体感がある。

各人が積極的に演奏している結果、音に厚みが出て、より立体的で迫力のある演奏になっている。

これは他のどのオーケストラにもない、ベルリン・フィルの最大の魅力の一つだと思います。


ベルリン・フィルといえば、カラヤン!

ヘルベルト・フォン・カラヤンは、ベルリン・フィルを代表する首席指揮者。

1956年ー1989年までの30年間、ベルリン・フィルを率いました。

カラヤンの音楽は、豊饒な響きと透明性、音の美しさと正確なアーティキュレーションなど、対極的なものが共存し合っていることが大きな特徴とされています。

ベートーヴェンやR・シュトラウス、ワーグナーを得意分野としていましたが、それ以外にもレパートリーの幅は広く、他に類を見ません。

30年以上もベルリン・フィルと共にあり、カラヤン時代のベルリン・フィルは音楽史に残る大きな影響を及ぼしています。

現在までカラヤン人気は衰えておらず、「ベルリン・フィルといえば、何と言ってもカラヤン!」という方も多いです。

史上最高の指揮者という呼び声も高いカラヤンのベルリン・フィルと比べたらどのオケも聞き劣りするかもしれません。


クラシック初心者なら、まずはカラヤンを聴いてみよう!

クラシック初心者でも、カラヤンだけは知っておいた方が良い。

そんな風に語る大学教授もいるそうです。

コンサートに行くのは敷居が高くても、現在ではYouTubeやApple Musicで、いつでも過去の演奏会が観れますよね。

カラヤンの音楽、映像ともに現在も見返すことが出来ますので、これを機に振り返ってみてもいいのではないかと思います。

当時の映像は、カメラワークまでカラヤンの指示で撮られていることも多いという、こだわりの映像だそうです! 


ベルリン・フィル、現在の首席指揮者はキリル・ペトレンコ!

ベルリン・フィルの現在の首席指揮者はキリル・ぺトレンコ。

シベリアのオムスク出身。

2019/2020年のシーズンから首席指揮者兼芸術監督に就任しています。 

以前にはバイエルン国立歌劇場の音楽監督を務めていました。

そのほか、ウィーン国立歌劇場、ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウス、パリ国立オペラ、ニューヨークメトロポリタン歌劇場など、世界中の主要な歌劇場に客演しています。

2023年、現在の来日公演にもキリル・ぺトレンコがやってきています!


CDと生演奏、どっちがいいの?

余談ですが、日本のオーケストラを聞きに行く前に、直前まで曲目をカラヤン版の音源で復習していた時があります。

その結果、いざ始まると、生演奏よりも、カラヤン版のCD音源の方が迫力と躍動感があって良かった、なんてちょっぴり残念な経験をしたこともありました。

皆さん、演奏会に行く前に過去の名演奏で復習していくのは良いのですが、最近の技術は高く、かなり音がクリアに聞こえるので、あまり直前まで聴き込み過ぎない方がいいかもしれません。

CDはそれぞれの楽器の前にちゃんとマイクがあってミックスされた音源になるので、CDの方が断然迫力があった、なんてこともよくありますのでお気をつけくださいね、

迫力や音の明瞭さはCDの方が勝ることもありますが、それ以外の良さがあるのが生演奏です。


生演奏の良い点

コンサートは生物なので、その日、その場でしか生み出せない音です。

ホールの構造、温度、構成員、指揮者によっても演奏が全く変わってきます。

指揮者とオーケストラと聴衆が一体となった時の、まるで魔法にかけられたかのような感覚は、その場でしか体験できないものです。

何よりも、演奏者たちの気持ちが直接伝わってくるし、自分もその音楽の魔法の中の一部に入れる!というのが、生演奏の公演ならではの魅力なのではないかと思います。


ベルリン・フィルの演奏を楽しみたいなら、「デジタル・コンサートホール」がおすすめ!

ベルリン・フィルをはじめとする世界最高峰のオーケストラは大人気のため、なかなかチケットを手にすることが出来ません。

そんな時でも楽しめるのが、ベルリン・フィルの「デジタル・コンサートホール」です。

こちらは自宅にいながら、本拠地のベルリンで行われた演奏会をライブ中継、もしくはアーカイブで鑑賞できるという優れモノです!

演奏以外にも、指揮者へのインタビューやドキュメンタリーを観ることができ、ベルリン・フィルの世界に浸ることが出来ます。

来日公演が気になっていたけれど、行けなかった……と嘆かれている方はぜひ、こちらをお試しください!

また、なんとこのデジタル・コンサートホールは月額視聴のサブスク制なのですが、月額チケットを友達にプレゼントすることもできます!

音楽性だけでなく、オンラインでの配信やサブスクに挑戦するなど、時代の最先端を行くベルリン・フィル。

ますます目が離せません!


〈まとめ〉

いかがでしたでしょうか?
今回のポイントは以下の通りです。

【世界三大オーケストラ】
・ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
・ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

【ベルリン・フィルについて】
・ベルリン・フィルは現在のオーケストラの完成形!
・個性が強いのに一体感のある演奏!
・ベルリン・フィルの伝説の指揮者といえばカラヤン!
・ベルリン・フィルの現在の指揮者はキリル・ぺトレンコ!

【CDと生演奏について】
・CD録音では迫力・音の明瞭さが生演奏を上回る時がある。
・生演奏は、指揮者とオーケストラと聴衆の一体感が凄い!その日・その時にしか味わえない感動がある。

☆世界最高峰のオーケストラを味わいたいなら、ベルリン・フィルの「デジタルコンサートホール」がおすすめ!


今回も私の熱量が入った記事になってしまいましたが(笑)、少しでもベルリン・フィルやコンサートの良さが伝われば幸いです。

最後までお読み下さり、誠にありがとうございました!


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