🌸「白い春」の余韻企画🌸みんなの記事紹介✨〈第2回〉

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🌸note創作大賞2024応募作品🌸

三鶴✖️仲川光🌸
共作小説【白い春～君に贈る歌～】
（全編まとめ）

共作小説「白い春～君に贈る歌～」｜仲川光🌸｜note

余命わずかの彼女と、夢を諦めた彼。

２人が出会った時、起きる奇跡は？

生きるとは？人生とは？

小説を通して、一緒に考えていきませんか？

一気読み、大歓迎です🌸

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🌸「白い春」の余韻企画🌸みんなの記事紹介✨〈第2回〉

いつも私の記事をご覧くださり、誠にありがとうございます🌸

本日は、共作小説「白い春」の世界観に浸る余韻企画です🌸

第２回目を開催させていただきますね🎶

🌸共作小説【白い春～君に贈る歌～】感想🌸

大変ありがたくも、【白い春～君に贈る歌～】関連の感想記事を引き続きいただいております！

感謝の気持ちをこめて、ご紹介させていただきますね🎶

①「メメント・モリ」「LOVE」「クリエイト」を描いた“共作小説”『白い春』の感想｜ゆーしんけんさん

『白い春』はホスピスを舞台にすることで「メメント・モリ」を問うているように思えます。
「メメント・モリ」は「死を忘れるな」という意味を表すラテン語として知られます。

またスティーブ・ジョブズ氏（2011年10月逝去）が2005年に行ったスピーチの内容から「死は必ず訪れる避けることのできないものであり、だからこそいまこの瞬間を大切に生きることが重要」という解釈もされています。

生と死を感じながら心を通わせていく紗良と蓮。二人の「LOVE」がどのように進展するかも気になりますが、同時に詩や絵そして音楽といった「クリエイト」（創作する）が根底にあるのではないでしょうか。

そのように視点を変えることにより、読むほどに深い意味を発見できそうです。

音楽通のゆーしんけんさんの感想を、首を長くして楽しみにお待ち申し上げておりました🥰🌸（プレッシャーだったらすみません💦笑）

実は、ご自身でも闘病生活をされていたゆーしんけんさんの胸に、この作品がどのように響くのかも作者として気になるところであったのですが、なんと「メメント・モリ」という新しい視点を提示して下さるという、鮮やかな作品紹介でした！

ゆーしんけんさんが「メメント・モリ」の参考として出して下さった記事はこちら🌟⇓⇓

古代から伝わる「メメント・モリ」とは　意味や芸術との関わりを解説

メメント・モリ（Memento Mori）とは、「死を忘れるな」という意味を表すラテン語。「メメント（Memento）」は「記憶する」の命令形、「モリ（Mori）」は英語でいう「モータル（mortal）」のことで、「死ぬべき運命」を意味している。

現代では、「自分がいつか必ず死ぬことを忘れてはいけない」という意味で用いられることが多く、古代ローマに始まり現在にいたるまで、さまざまな解釈をされながら、思想や宗教、芸術分野などに影響を与えてきた。

「自分はもうすぐ死ぬ」という認識を持っていると、「だからこそ、今この瞬間を大切に生きよう」という気持ちになるそう。

その結果、人生の充実感も上がっていくのだそうです。

「白い春」の中では、紗良が残された時間を使って、「詩」の創作に没頭していましたね。

「芸術」が生まれる瞬間というのは、人の心が震える瞬間。

「死」が避けられないという意識を強く持った時、芸術もまた花開く時がやってくるのだと思います。

「白い春」の中では、音楽が紗良とレンを結びつけ、創作活動のエネルギーへと繋がっていきます。

まさに、メメント・モリをテーマにした作品といえるかもしれません。

ゆーしんけんさん、とっても深い考察をありがとうございました🌸

また、記事内では共作小説ならではのメリットとして、次のような考察もくださいました🎶

“共作小説”ならではの表現力

三鶴さんは三浦蓮の視点から、仲川光さんは上野紗良の視点から書かれています。それによって、紗良が「どう思ってるのかしら」とほのめかした言葉に対して、蓮のパートで暗に答える形で伏線回収するパターンが見受けられました。

私はそれに気づいて「なるほど、共作だからこそより自然に受け容れられるのではないか」と唸ったものです

共作ならではの、作品の新鮮さに気づいてくださり、とっても嬉しいです！

一人で書くよりも、お互いの気持ちのキャッチボールにより、予想もしない展開が出てきたのも、とてもいい経験でした🌸

まだ、「白い春」の世界を体感していない方。

ぜひ、ゆーしんけんさんの記事⇒本編へGO！です🎶

返歌🌸　詩【境界線】 #白い春 ｜にいにさん

境界線は　自分を守るためのもの
踏みとどまろうと思ったんだよね
本当は傷ついたってよかった
愛を幻にするくらいなら

別れが近づく時　君は気づいたんだ
愛は境界線を超える
永遠の絆は　生と死を乗り越える

こちらの記事は、私の書いた「境界線」という、「白い春～君に贈る歌～」に関連する詩への返歌となります。

⇓⇓

境界線なんていらない

愛は特別

すべての困難を乗り越えて

惹きつけ合う力だから



境界線なんていらない

君は特別

生と死を乗り越えた僕たちは

永遠の絆を手にしたのだから

白い春、本編の中で出てきた「境界線」問題をテーマに作った詩になります。

紗良と三浦先生の間に横たわる、切ない「境界線」について。

返歌の形でご紹介下さった、にいにさんにも感謝です🌸

🌟続・「境界線」論争。

患者仲間の山本さんの死に動揺する紗良。

それを見かねた三浦先生が、人に感情移入しすぎて、自分まで倒れてしまわないように、「境界線」を引くことの大切さを教えてくれます。

「どんなに大切な人にも悲しい出来事にも、一定の距離で付き合っていかなければならないと思うんですよ。境界線を作ること。そうでなければ、自分を守ることができなくなって、いつか心が倒れてしまいます」

「白い春～君に贈る歌～」第８話より

「でも同時に、絶対に自分と繋がっているものが、必ずあると思うんです。それを見失わずに、心の真ん中に置いてくださいね」

「白い春～君に贈る歌～」第８話より

精神医学的には、他者と適切な距離を取ることで自分を保てる、というお話でした。

しかし、死期を間近に控えている紗良にとっては、山本さんを亡くして、唯一の話し相手といってもいい三浦先生から聞く「境界線」についての話は、大きく心揺れ動くものでした。

心を開いていると思っていた三浦先生との間にも「境界線」が必要なのかもしれない。

間もなく自分は死後の世界に旅立つ。

生と死の間にそそり立つ「境界線」も感じてしまう。

孤独感にさいなまれた紗良でしたが、三浦先生のエッセイ「繋ぎとめるもの、思いとどまらせるもの」を読み、「繋がっているもの」の大切さにも気づいていきます……！

※「境界線」について、紗良と三浦先生の男女の「境界線」をテーマにしている、と考える方もいらっしゃるようなのですが、その辺りは明確には出していません！笑

そもそも紗良と三浦先生の人生のステージは大きく違っているので、そこに関しては議論の余地なし……😱笑

でも、「境界線」という曖昧さが、その辺りを上手に包み込んでくれているような気がしています。

🌟「境界線」についての解釈参考は、たこせん枝瀬さんの記事もどうぞ！

どこからが
実体験にもとづく
自分たちのリアルな言葉で、

どこからが
フィクション＝想像の産物なのか、

境界線があいまいで、
（「境界線」は作品のキーワードでもある）
あいまいなところに
たこせんは強い魅力を感じるし、

リアルの男女が
恋文の交換をしているようにすら思えるし（笑）
一言でいうと、
どっぷり作品世界に
浸かってしまいました‪(˶˙๏˙˶)♡‬

この作品は「境界線」がハッキリしないというのも魅力の一つと受け取っていただいています。

ええんです。

だから、紗良が三浦先生との境界線をどういう意味で越えたかったかなんて、議論にせずともよいでございます🌸笑

ただ、死を前にしている気持ちを考えると、決して軽い男女の気持ちにはとてもなれないでしょうね。

にもかかわらず、「恋愛小説部門」へのエントリーなんです。笑

この辺りでお察しくださり、「境界線論争」の締めくくりとさせていただきたく存じます。笑

連載終了から１ヵ月も経っているのに、いまだに話題になり、議論が続けられるって、ある意味で凄い事ですよね🎶

皆さんそれぞれの解釈で、「白い春～君に贈る歌～」をお楽しみいただいたようで良かったです🌸

🌸「白い春」の余韻企画🌸に、感想記事を寄せてくださった皆さん、本当にありがとうございました💖

※「白い春～君に贈る歌～」の感想、まだまだお待ちしています！！

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🌸「白い春」関連記事🌸仲川光からのご紹介✨

noteの皆さんの記事の中で、【白い春～君に贈る歌～】に関連する記事を仲川光が選び、ご紹介させていただきます🌸

🌟ビートルズ/ジョン・レノンについて🌟

「白い春」の作品内には、ジョン・レノンの曲が沢山出てきます。

そうすると、必然的に知りたくなるのがビートルズやジョン・レノンについて🎶

①The・Beatles｜りょーやんさん

４人ともが演奏・歌唱をし、
３人が作詞作曲まで自分たちでしてしまう。

そんな現代に伝わるスタイルの基盤も、
ビートルズがつくったと言われている。

とにかく４人とも才能の塊。
この４人だからビートルズであり、
この４人だから化学反応が起きる、
特別なユニット。

型にこだわらず、
世の中の「公式」を一蹴する、
最高にかっこいい生き方をした４人。

ビートルズの音楽は、
高級な音楽も低級な音楽もなく、

とにかく

「いいものはいい」

という感覚を
階級や階層を超えて
世界中の人々に認識されたのです。

note教育界の重鎮、りょーやんさまの語るビートルズ論です！

ビートルズが人種差別問題に貢献したところを取り扱ったのはさすがです🎶

初めての方にも分かりやすくまとめてくれている、ビートルズの入門記事！

②【18歳のころ②】ハシゴの上の『YES』

そんな言葉にならない
憂鬱な僕の気持ちを代弁して
歌ってくれるのは、
ビートルズの、

特に
ジョン・レノンだった。

こちらのたこせん枝瀬さんのビートルズ論もなかなか！！

いや～皆さんのジョン・レノン愛を感じますよね💖

そして、白い春の主人公、レンの中にジョンを感じてくださったりと、とても深い理解を示して下さるたこ先生に感謝です🌸

【🌸たこ先生の語る「白い春」論🌸（コメント欄より）】

紗良は、僕の中で「ハシゴの上のYES」なんです。繊細で傷つきやすいレンをまるごと受け入れて肯定しようとする存在でもあるし、自分自身に訪れる死すら、受け止めて、最後の最後まで精いっぱい生きていこうとする紗良は、根っこの肯定感がめちゃめちゃ強い！

「ハシゴの上のYES」！

自分も紗良の如く、まるごと受け入れて肯定しようとする存在でありたいものです🎶

🌟人生・死について🌟

「白い春」全体を通して、考えざるを得ないのが、「人生」「死」について。

興味深い記事をご紹介します🌸

①人生時計と一日生涯｜せりざわさま

先日『人生時計』ということを知りました。人生時計とは、一生を24時間として表した際に自分が今、何時何分の地点にいるのかということを確認することです。その計算方法は

【男性の場合】自分の年齢÷81（男性の平均寿命）×24（時間）

【女性の場合】 自分の年齢÷87（女性の平均寿命）×24（時間）

私は16.5でした。つまり16時30分。夕暮れ時です。残された時間はもうそんなにありません。そう思うと切なさと同時に限られた時間、今なにを為すべきかと思ったのです。人生やり残していることはないか？伝えるべき人に大切なことを伝えているか？という思いに駆られたのです。

『朝あしたに道を聞かば夕べに死すとも可なり』　−論語・里仁りじん−
その道を極めたと思えれば、人生に悔いはないのかもしれません。

『一日生涯』

という言葉が天理教ではよく使われますが、今日という一日を生涯と思って、悔いのないように日々を送れたら、どんなに素晴らしいことでしょうか。

私の人生時計は何時なんでしょう？

この記事を読んで、すぐにそう考えた方は、意外と若い方かもしれませんね。

人生の終わりごろだという自覚がありつつ、人生時計の計算をするのは、なかなか勇気が要ることではないかと思うからです。

「白い春」のヒロイン・上野紗良は、33歳という設定なので、人生時計では、9.1。

え？９時10分？ホントに？まだ朝じゃない？？

とビックリしたのですが、本当なのでしょうか😱💦

まだまだ沢山の時間があったように感じられるのに、人生時計の午前中で死んでいく方もいるのですね。

私たちも、与えられた一日一日を無駄にせず、悔いなきよう、大切に生きていきたいですね🌸

※「白い春」関連記事はこちら🌟⇓⇓

【第19話】

私の33年の人生を短いと思うか、それとも長いと思うか。

普通に考えたら、短いんだろうね。

「そんな若さで世を去るなんて、もったいない！」

って言われるのかもしれない。

でもね、今は全然後悔はないし、幸せなんだ。

②大病体験記　第３章「無より転じて」05｜ならなすおさん

これまでもたくさんの日々を、一緒に笑い、泣き、喜び、悲しみながら過ごしてきた。

　だが、死が近づいた今、「ただ日々を共に過ごす」という日常を、家族や友人と共有できる日常を、「もっと丁寧に、大事に扱うべきだ」と思った。

　大病前と大病後。

　彼の心に訪れた最大の変化は、「自己実現以外の、人生の使い方」に関する気づきだったのだろう。

「妻の、家族の、友人達の幸せに、自分はもっと丁寧に関わっていく事ができる。」

大病の体験記を連載されていた、ならなすおさん。

死の間近を経験された「彼」の言葉が、まさに「メメント・モリ」のような境地です。

「ただ日々を共に過ごす」という日常を、「もっと丁寧に、大事に扱うべきだ」と思ったー。

「死を意識したからこそ、今を大切に生きていこう」というお気持ちになられていたのが伝わってきます。

人生の充実度も上がっていきますように。

ご紹介させていただき、ありがとうございます！

※「白い春」関連記事はこちら🌟⇓⇓

【第３話】

最後の最後まで、誰かにとっての光でありたい。

今日からこの場所で、誰よりも明るく生きていこう。

③「死別の時」（大川隆法「心の指針」より）｜真理花さん

もし今、別れの時が来てしまったら……。

来世での再会を楽しみにしよう。

今世生まれて、大切だと思える人に巡り合えたこと、その人に何らかの愛を届けられたこと。

それだけでも、大きな前進だったと思うことにしよう。

こちらは、大切な人を失くし、遺された側の人の気持ちの整理のつけ方について。

今まで一緒に生きてきた人と別れる時って、どうしても心にポッカリと穴が空きますし、どうしていいか分からなくなってしまうものですよね。

そうした時に必要なのが、「出逢えたことに感謝すること」や、「来世での再会を楽しみにすること」なのだと思います。

「死別の時」は、一人ひとりにストーリーがあり、とても一律化できるものではないけれど、悲しみに暮れ、そこから何とか立ち直り、生きていこうとするのは、万人共通の姿ではないでしょうか。

「白い春」でも、遺される側となるレンの姿は痛々しいものがありますが、そこから彼がどう乗り越え、生きていくのかも、作品の大きな見どころでもあります。

記事紹介の機会をありがとうございます🌸

※「白い春」関連記事はこちら🌟⇓⇓

【第18話】

「愛って、なんですか？　僕たちは、何のために生きているんですか？」

　僕は泣いていた。最近は自分でも驚くほど、涙もろくなっていた。

　坂本さんは何も答えずに、肩をぽんぽんと叩くだけだった。

　病院の敷地に咲いていた桜が、気づいたときには、ほとんど散ってしまっていた。

　確実に、時は流れている。

以上、仲川光からご紹介する、「白い春」関連記事でした🌸

ご紹介させていただいた皆さん、誠にありがとうございました！

皆さんの一日一日が、充実したものになりますように。

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募集中！！🌸「白い春」の余韻企画🌸みんなの記事紹介✨

【開催概要】

①共作小説「白い春～君に贈る歌～」の感想を書いて下さった方の記事をご紹介します！

②共作小説「白い春～君に贈る歌～」に関連する記事を書かれている方を私がご紹介します！
「＃白い春」と入れて感想記事を書いて下さった方🌸

次回以降の企画で随時記事紹介させていただきます🎶



【期間８月4日～９月15日（第１次）】

🌸【参加条件】🌸

・白い春全編まとめマガジンを引用
・「#白い春 」とハッシュタグに入れる

下記の文章をコピペして記事引用するとスムーズです🌸（アレンジ可）↓↓

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※この記事は仲川光さんの🌸「白い春」の余韻企画🌸参加記事です。
#白い春

共作小説「白い春～君に贈る歌～」｜仲川光🌸｜note

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いただいた感想は、引き続き、こちらの感想まとめマガジンに所収させていただきます🌟⇓⇓

共作小説【白い春～君に贈る歌～】みんなの感想🌸｜仲川光🌸｜note

お忙しい日々をお過ごしかと思いますが、皆様、お待ちしております💖

引き続き、どうぞよろしくお願い致します！

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今回の「白い春」振り返りnote記事は、こちらのマガジンに所収されます♪↓↓

共作小説【白い春～君に贈る歌～】振り返りnote｜仲川光🌸｜note

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