テレビ中毒の年末年始
いつも私の記事をご覧いただき、まことにありがとうございます。
今日はゆるゆると続いている、子育ての気づきの回。
本当はもう少し、お正月のおめでたいお話をしようかと思っていましたが、年初からとんでもない事件が勃発しすぎており、心を痛めています。
北陸地震で被害に遭われた方、飛行機事故で被害に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。
それでも、テレビのブラウン管にうつる惨状とは別に、年末年始の賑やかな日常は続いているわけで、そのギャップに不思議な感じをいだいています。
今回は、そんな年末年始の、テレビのお話。
当初は災害等の話がなく構想されていた話でしたが、急遽内容を追加しており、多少のギャップがあることをお許しください。
一部、年初の地震・津波・飛行機事故のお話が入りますので、気になる方は注意してご覧ください。
テレビ大好きッ子の子供たち
我が家の子供たちは皆、テレビが大好き。
5歳の息子と、3歳の娘、ともにテレビ中毒なんじゃないかと心配になるくらい、テレビが好きです。
そのテレビ好きは筋金入りで、親のいないところでもリモコン操作や入力切替、録画の再生などお手の物。
Amazonプライムで勝手に「おさるのジョージ」を再生していた時は、さすがに恐怖を感じました。笑
あまりにもテレビを見ているので、無理やり消したり、リモコンを没収したりすると、「テベリー!テベリ―!」と言って、2人で大泣き。
テベリじゃなくてテレビだけどね。
何回訂正しても、治らないんだよなぁ、これが。
Youtubeも大好き
そうそう、テレビだけでなくYoutubeも大好きな2人。
「広告をスキップ」なんてボタンは、1歳になる前から押せていた気がします。笑
テレビ中毒、と書きましたが、もはや動画中毒ですね。笑
最近の息子のお気に入りは、パトカーや消防車・救急車などの出動シーンをYouTubeで観ること。
ウ~‼ウ~‼!
ピーポーポーポー‼!
などのサイレンがなる動画をひたすら探しています。
ただ、気をつけないといけないのは、本当にパトカーが出動する事件に動画が飛んでしまっている時があること。
ある時、気が付いたら本当の銃撃戦を見ていることがあって、ビックリして取り上げたことがありました。💦
YouTubeの設定をちゃんとしておくか、キッズYouTubeのようなものにしておかないと危ないですね!
年末のテレビといえば、紅白‼
大晦日は年越しそばを食べた後、テレビの前に陣取って、紅白歌合戦を楽しみにしていた息子。
娘は「パウパトロール」を見たがっており、ここでひと悶着。
いつも観たいテレビの番組が違う場合に、お互いに譲らず、銃撃戦ならぬ肉弾戦に持ち込む2人。笑
最終的にはどちらかが引っ掻かれて泣き、終わりになることが多いのです。
息子としては、一年間楽しみにしてきた紅白を見逃すわけにはいきません。
当然、妹の希望の「パウパトロール」は却下。
いつでも見れますものね。
生中継で今しか見れない紅白。
いまかいまかと待ち受けていたのですが、妹の見たい番組を無視してチャンネルを変えたため、妹ギャン泣き。
可哀そうに、初回の歌はほとんど聞こえなかったんじゃないかな。
そして、ここから大変な紅白の始まり始まり。
お気に入りの曲が出ない!
息子が紅白を楽しみにしているのは理由がありまして。
去年の紅白で聞いた歌をえらく気に入っていまして、それが今年も歌ってもらえると期待していた模様。
具体的には、Vaundyの「怪獣の花唄」や、milet×Aimer×幾田りらとコラボした「おもかげ」。
特に「おもかげ」は「愛でつながってる~♪」の辺りを連呼してきた息子。
「愛でつながってるの歌!」と何度も聞かせてくれとこの一年せがまれてきました。笑
しかし今年は、「おもかげ」はないのである!
ないかもしれないよ、といいつつ、YOASOBIの「アイドル」なら運動会で踊ったぞ!と出演者リストを確認し、「幼稚園の運動会で踊った歌があるよ!」とお伝えし、ご機嫌を保つことに。
……ところが、始まった番組票を見たところ、、、YOASOBIめっちゃ後ろの出番じゃないか!
というか、紅組の最後のトリじゃないか……‼
23時台だと、これはさすがに見せられない……。
「何で知ってるやつ出ないの?」
と不満げな息子に対し、さらに追い打ちをかけることに。
「ごめんね、運動会のお歌、かなり夜遅いみたいだから、今日は観れないや」
すると「なんで?どうして?観れるっていったじゃん!」
ハイ、その通りです。Vaundyのかわりに、YOASOBIが観れるとご提案したのは私でございます。
みるみるうちに機嫌は悪くなり、
「愛でつながってる~♪のお歌もない!運動会の歌もない!ナニコレ!全然楽しくない!知らない曲ばっかりヤだよ~!」
と癇癪を起して泣きわめいていました。笑
ちなみにその横で、妹は「ジョージ―!パウパトロール!」とわめいていましたが、本論とは関係ないので全く無視。笑
息子にとっては、楽しみにしていた曲が前半に見られず、分からない曲ばかりが続くのが、かなりのストレスだったようです。
仕方がないので母は平謝りし、「YOASOBIのお歌はまた別の機会に見せるから!そもそも紅白なんて面白くない!見なくていいんだよ!」と謎の慰めをし、泣く泣く子供たちと寝室へ。
残念ながら共に21時就寝となりました。笑
気が付いたら朝3時。笑
あいみょんも福山さんもYOASOBIも全部見逃しました。笑
仕方がないので新年早々、noteやXの作業に入りましたとさ。
能登半島地震
元旦に起きた、能登半島地震。
ちょうど外に出ており、私も子供たちもまったく気づかなかったのですが、帰って来てテレビをつけると大変なことに!
「津波警報です!今すぐ逃げて下さい!」
3.11のような光景に唖然としつつ、津波避難を促すアナウンサーの切迫したアナウンスに敬服しました。
当然、ここに強く反応するのも子供たち。
「津波って何?」
「波が来ると、人が死んじゃうってこと?」
「何人ぐらい死んじゃったの?」
「今、死んでるってこと?」
などなど、一気に質問の嵐。
その質問、答えてもいいんだけど、あまり真面目に答えすぎると怖いんじゃないのかな……。
皆さん、こういう時どうされているのでしょう。
ひとまず、「大きな地震と津波が来ると、家が壊れたり、流されちゃうことがあるから気をつけようね」とお話。
息子は口をポカンとあけて、押し寄せる波の映像を見ていました。
そうか、3.11の時、君たちはまだこの世にいなかったんだね。
「あの家にいた人は助かったの?死んじゃったの?」
「うーん、分からないんだよ」
どことなく、悲しそうな顔をしています。
息子は時々、テレビでの刺激が強すぎると、寝付けなくなったり、「怖い」と言って寝るのを嫌がったりします。
寝れなくなるから、あんまり見ない方がいいんだけどね。
元日にして、人の「死」について考えた息子でした。
ちなみに、3歳の娘は、「大きいナミ!」という言葉は口にしていましたが、まだその意味は分かっていないようでした。
いつか、話さなきゃいけないね。
飛行機事故。
その後、お正月は親戚が集まり、ご飯を食べたり遊んだり。
ようやく息子も、津波のことを忘れられたかな、と思っていた頃に、ふとテレビをみたら、飛行機が燃えている!
何だこれ?
どうしちゃったの、新年?
誰もが思ったであろう感情を、私も持つことになりました。
幸いにして息子・娘はいなかったのですが、
義母から「もう子供たちにこれ以上の刺激は与えない方がいい」とのご指摘。
急いでテレビを消し、飛行機事故のことを黙っていようと思ったのですが、
なんと一足早く、ニュースを見たパパが義父としゃべっているところを息子に見られてしまいました。
パパ「なんかJALの飛行機が燃えてるらしい。海保とぶつかったって」
義父「え、飛行機燃えた?」
大きな声で聞き返す義父。
すると予想通り、それを聞きつけた息子が飛んできて、はじまりました。
「飛行機燃えてるの?」
「なんで飛行機燃えたの?」
「人も燃えちゃったの?」
「何人ぐらい死んじゃったの?」
「カイホって何?」
何でも知りたい息子は、次から次へと質問。
そして、燃えている飛行機を見たい見たいとせがむので、困ったものです。
義父をギロリと睨む義母。
小さくなる義父。
ひとまず、「飛行機こわいこわいだから、見なくていいよ」とたしなめる母。
どうせ寝れなくなるんだから。
その後、乗客全員無事、という情報を聞いてホッとし、奇跡だなと思いました。
ただ、海保側の方は殉職されたとのこと。
能登半島の被災地に支援物資を運ぶ途中での事故だったと伺い、ますます気持ちが落ち込みそうになりました。
ミスとか不注意の問題もあっただろうけど、それよりも、新年に1日2日と立て続けに災害が起きた事が、とても気になってしまいました。
日本の行く末に暗雲が立ち込めているとしたら、気を引き締めて精進していかねばな、と思いました。
地震・津波・事故の映像は子どもにどこまで見せる?
このように立て続けに災害が起きた時は、親の皆さんはどうされているのでしょうか。
義母のように、「子どもに刺激的な映像は見せない方がいい」という方針もあると思いますが、どうしても見てしまうこともあります。
もちろん、ニュースを見ること自体は悪い事ではないし、ずばり人が死んでいる映像が流れているわけではないのですが、子どもにはやはり刺激が強すぎるものなのでしょうか。
私としては、起きてしまった事故を全く伝えずにいるのも可哀そうな気がするので、地震や津波、飛行機事故などの意味は理解させながらも、繰り返し流れる刺激的な映像は、見せすぎない方がいいのかな、というぐらいのスタンスですかね。
3.11の時には、津波の映像を見るだけでストレスを感じるようになってしまった方もいらっしゃると言います。
大人でさえそうなのですから、子どもの成長にとっても、繊細な問題なのでしょうね。
〈まとめ〉
子どものテレビ中毒、および動画中毒についてお話をしてまいりました。笑
子供用の普通のアニメ番組でも、制限なくダラダラ続けてしまうと、受動的な子供が育つ危険性がある、と自発的に学ぶ絵本などが推奨されていることもある子育て。
一定の時間を決めて、上手に付き合っていきたいものですが、本人たちの意向や、親の忙しさなどもあり、兼ね合いがなかなか難しいところ。
そして、今回のような地震や災害のような映像をどこまで見せるべきか、という問題。
決して正解はないのかもしれないけれど、子どもの健やかな成長を願って、親としても中道はどこにあるのか、探っていきたいと思います。
以上、年末年始のちょっとした気づきでした。
辛く悲しい出来事も多いスタートとなりましたが、子どもの教育という未来への希望も残っていると信じて、前に進んでいきたいと思います。
自分にできることから、すこしずつ頑張っていきましょう。
最後までご覧くださり、誠にありがとうございました!
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