恋愛結婚は、離婚の第一歩。事実婚のススメ
離婚は大変
離婚して初めてわかったことがたくさんある。
結婚には、裁判所は必要ないのに離婚するときは弁護士を挟んで話し合いをしなければならない。
簡単に言うと、申込みの際は名前と住所だけですぐに申し込めたのに、解約する時はなかなか解約させてもらえないサービスみたいな・・・
離婚がどれだけ面倒かは、以下の動画を参考。
専業主婦が浮気をして離婚となる場合、まさに地獄。
しかも、財産分与もあるので、それまで稼いできて貯蓄したものの半分は持っていかれる。持ち家なんか有ると、そこには住めなくなることもある。
調停中は、婚姻費用の払込が必ずあるので、給与などはほとんど持っていかれると考えたほうがいい。
妻の不倫で離婚した男性が死にたくなるのは気持ち的によく分かる。
そもそも結婚のやり方に問題が有るのでは?
結婚の仕組みが古すぎるのかもしれない。
その仕組の中で不幸になっている人も多いだろう。
その結果、不幸な子供も増えてしまう。
お互いの距離感を保てる関係性で、それぞれの生活に深く関与しない距離感が続ける秘訣だと思う。
夫婦のあるべき姿を考え始めることが不幸の兆しかもしれない。
婚姻率、婚姻件数ともに一時期より大きく下がったが、昭和47年(1972)ごろというのが、ちょうどお見合い結婚主流から恋愛結婚主流へと変化し始めた時期だった。
離婚問題は、恋愛結婚にある
1995年頃にはお見合い結婚の比率が10%を切っている。逆に恋愛結婚は2010年頃にはほぼ9割という状況だ。
恋愛結婚の増加に伴い、離婚率も増加傾向になっている。恋愛結婚は離婚に繋がりやすいという相関が見えてくる。
また、多くの結婚相談所では、お見合い結婚は離婚率が低いという内容の記事を公開している。
離婚理由の最多は性格が合わない
性格が合わないというのは、恋愛結婚が最大の要因だからだと言える。
そもそも、お互いの一面しか見えていない状態で、お互いのことを解りあった気になって結婚をするが、結局何もわかってはいない。
その結果、離婚につながる。
恋愛結婚は、恋愛の延長線上にあるので彼氏・彼女の関係性がそのまま続いているような感じなってしまう。
逆に、お見合い結婚は知らない他人といきなり共同生活から始めなければならず、相手の気持とか好きとかそういうレベルの話ではない。
お互いが他人だという認識を持ち、婚姻生活を営むため、ぶつかりもするだろうが、それは他人同士が一緒に暮らしていればそんなことは普通に起こることで、別に不自然なことではない。
むしろ不自然なのは、恋愛から同棲、そして結婚に至った場合だ。付き合いは長いが、彼氏・彼女の関係ではお互いが少なからずよく見せようと努力している。しかし、結婚後はよく見せていた努力の裏側まで見えてしまうため、幻滅するケースや、思ったのと違うと言ったことになる。
結果、性格の不一致やより自分にあった彼氏・彼女を求め不倫する。付き合っている時は見えなかった内面が見え暴力を奮うこともある。
離婚理由とも合致する想定だ。
恋愛結婚するなら、事実婚
事実婚とは、婚姻届を提出せずに婚姻状態にあることを言う。フランスやスエーデンなどヨーロッパではごく当たり前で、日本でも年々増加傾向に有るという。
事実婚であれば、別れても離婚としてはカウントされない。だから、離婚率も減るが、婚姻として認められないから婚姻率も上がらない。
しかし、出生率だけはちゃんと上がるという仕組みだ。
日本の婚姻率が4.6%に対してフランスは3.5%で、出生率は日本が1.4%未満なのに対し、フランスは1.8%を超える
国としても事実婚を認める制度ができたことが大きいようだ。また、家族手当も充実しているため、多様な婚姻スタイルと子育て環境が整備された状態とも言える。何よりも数字が示している。
幸せな家庭を気づくために
家族のあり方などは、人それぞれだと思う。血の繋がりのない親子や家族も存在する。理想的な家族などとは程遠い人たちも実際にいる。
LGBTQなど、多様性を認められる時代において枠にハマった生き方をすること自体が不幸につながっていくのだろう。
心の欲するところ、あるがままに生きられることが人にとっては幸せなのだ。
恋愛結婚をするぐらいなら、事実婚を選び、結婚する相手がいないとすれば、お見合い結婚をすることだ。結婚相談所は、自分の理想よりも自分にあった人を紹介してくれる。最近は、AIの分析など取り入れるところも出てきており、この先ますますお見合い結婚は増えていく可能性も高い。
事実婚にしろ、お見合い結婚にしろ、どちらも幸せになる一つの手立てだ。
統計データが示すように、恋愛結婚の7割は不幸になる。
好きな人と結婚することが、幸せではない。