「現代文」の授業ってどうやるの?

実はこのタイトル、かつて個別指導塾の塾長に言われた言葉です。

塾長になるぐらいですから教育業に関してはプロです。ご自身ももちろん大学受験等で現代文を勉強されたと思います。また、別の学習塾の社員(京大卒)の方も、「京大の国語だけはわけがわからなかった」と言っていました。

さて、今回は教育業界の人間にすら正体不明と思われがちな現代文について書きたいと思うのですが、僭越ながら以下は有料記事とすることにいたしました。

というのも、この話は「これから受験のために現代文に取り組むぞ」という生徒や、「真面目にやっているはずなのに現代文がわからない」という生徒に対して、実際に授業でよく話すことなのです。

私の現在の授業時給はおおよそ1,000~2,500円なので、生徒側が1時間あたりの授業に支払っている額は3,000円以上と見てよいでしょう。普段それだけの額で提供している情報を無償で公開することは、生徒(のおそらくは親御さん)からしてみればフェアではないと思います。

金額の妥当性については今後熟考したいところではありますが、受験指導における「現代文」の実例の一つとしてご参考いただければと思います。

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