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【第35回】人生を振り返る【社会人-音楽スタジオ勤務②】

久しぶりになってしまった人生振り返り記事。
今回はスタジオ屋根裏での勤務と現在の職場であるHILL VALLEY STUDIOとの関わりについて。

前回も書いたようにスタジオ屋根裏に異動してから1年も経たないうちに店長になった僕はなんとか仕事をこなしていました。
当時は遅番(たしか18時〜深夜2時)が多く、かなりの夜型生活。
仕事内容は接客(レジ含む)、電話対応、掃除、レジ締め、辺りが通常業務。
店長としての仕事は、店舗管理関係の事務(シフト作成、バイトや社員の募集や面接、売上報告や今後の計画など)、機材メンテナンス、パーツや販売物の在庫管理など。

この辺の仕事はもともとライブハウスのPAでも同じようなこと(機材メンテナンスなど)をやっていた部分もあるのでそれについては問題なし。
スタジオに来て初めてやったのは、レジ関係、日計表と呼ばれる1日の売上集計のような書類、その売上を月単位、年単位でまとめて報告、などの事務仕事がメインですね。
とはいえ大学が経営学部だったので昔勉強してたなーという感じの内容もありけっこう楽しんでいた気がします。

接客関係も大学時代のコンビニバイトを思い出しつつそんなに問題なく覚えられたような。

結局スタジオ屋根裏で約5年ほど働くことになるのですが、この間にだんだんモチベーションが下がってしまいました。
売上も僕の前の店長の時から少しずつ下がっていて僕が店長になってからも下がり続けていたような気がします。
売上が下がっていた原因は主にスタジオ設備も機材も老朽化していたこと、そして下北沢がスタジオ激戦区であったことかなと思います。
そしてそれを会社に言ってもなかなか前向きな投資を考えてないように見えたことがモチベーション低下の要因になっていました。
有料の広告とかは絶対出さないし新しい機材も基本OKが出ない。
改装とかもってのほかだしなんなら既存の設備や機材が壊れてもなかなか修理もさせてくれない、という印象。

今考えると僕の対応が甘かっただけの部分もある気がしますが、当時はけっこう閉塞感を感じていてだんだん惰性で仕事をするようになっていたように思います。
その中でもともとライブハウス時代の上司であった人から新しいスタジオを作るから手伝ってほしい、という話をもらいます。
それが現在の職場になるわけです。

次回はその辺りについて。

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NAKADA Shugo
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