【週末狩猟】2024年2月4日の出猟記録
寒い日が続きますね!
2/4(日)の出猟記録です!
明け方から小雨がぱらついていたのですが、その後晴れたので出猟してきました!
雨が降っている場合は、基本的には巻狩りはお休みです。
勢子がその日の出猟するかどうかを決めることが多いようです。
この日は、8人で3頭の犬と出猟してきました!
○本日の猟果
本日は2ラウンド行い、結果的には獲物なし、でした、、
ですが、
私の目の前に鹿が通ったのです!!!
しかし!全く犬と関係無いところから、
ガサガサ聞こえた、と思ったら
猛スピードの鹿(多分メス)!
が木の陰から3頭ほど現れ、私の30m上を駆け抜けて行きました、、
私は急いで構えましたが、3秒あるかないかという一瞬の出来事&初めて目の前に獲物が来た衝撃で、遅れてしまい、、
竹をバリバリと踏み倒して鹿は走り去って行きました、、
無線でも先輩猟師さんから
先輩:「鹿通ったやろ」と。
なかの:「すみません、(引き金を)引けませんでした。」
先輩:「普段の構えての素振りなど、練習足りんからや。」
はい、おっしゃる通りです。
あぁぁぁ、
あとから後悔が押し寄せ、
もっと耳をすませていれば、、
構えるスピードが早ければ、、
と、落ち込んで今日は終わりかなぁと
寒い中、一人で反省会をしていた16:00前、、
勢子「猪が出た!」と!!
また私から40m先くらい!
さっきの鹿と同じルート!
犬がワンワン吠えている!
勢子が「早く行ったって!」と。
※犬が、猪と絡んでいるかも知れないので、なるべく早く見つける必要があります。
うぉーなのか、キャンキャンなのか、犬なのか猪なのか、わからない呻くような声。
恐ろしい、、めちゃくちゃ怖い、
行かないといけないのか、、
でも私が一番近いよな。
ビビりながら進みますが、雨降り後の急斜面で、中々思うように足が進みません。。
他のメンバーも無線でやり取りしながら犬をさがします。
もし、途中で猪が出たり、お互いを獲物と間違えて発砲しては危険なので、声を出しながら探します。
が、急斜面&シダで、猪はいません。。
犬だけが出てきました。
このあと数分間探しましたが、獲物は出てきませんでした。。
犬も1日中、山を走り回ったので、疲れたのだろうと。
ベテランの先輩猟師も、犬が鳴かないのであれば、猪を探すことはしない、わからないし危ない、とのことでした。
ここでタイムアップだったので、現地で解散となりました。
獲物は確実にいる、そして私も撃てるチャンスは確実にやってくるのだと実感しました!
○ふりかえり
待ち場に行く途中には、必ず獣の足など痕跡を見つけながら行きます。
先輩猟師さんから、これは猪の足だと教わりました。2つの蹄の後に1つ跡があり、これが猪の特徴だと。そして、雨が溜まっていないことから今朝の足だと。
そこまでわかるのかぁ、と感心しながらふんふん、と教わります。
近くに鹿の足跡もあり違いを確認。これは蹄が2個です。なので鹿と判断。
いつも、待ち場に行くことが目的となってしまいそこまでの道のりを観察することがおろそかになっていたことに気が付きました、、
このような獣の痕跡が、見分けられると山が楽しくなるのだろうなぁ、と、その前に足腰を鍛えて山に登る体力を身につける事が必要と感じた1日でした、、、
○おわりに
・今日の学び
・猪と鹿の走るところはちがう
→足元をよく観察。山を見る。
・獣道をよく観察して、正しい情報をすぐに伝達する
→前日の天気などからも予想し、いつの走りか、ヌタを使用したのか、知識をつける
・引き続き、(私の場合)運転技術の向上
→四駆に入れたまま、バック、ハンドル操作はしない。
また来週も出猟したいと思います!
○おまけ 実践的なハンティングゲーム!!
猟を終えてから、すごく鉄砲が上手な先輩ハンターさんが、めちゃくちゃ練習になるゲームを手に入れた!と、それはやってみたい!と、皆で実際にプレイをしに行きました!
これです!
GAIM Huntingというゲームで、仮想現実による狩猟や鳥撃ちを練習したり楽しみたい人にはもってこいのツールでした!!
VRゴーグルをつけ、模擬銃で楽しめる雪山の中、猪が出まくる世界!すごい!
弾の軌跡や銃を降っている様子が分析できるので、クレー射撃の選手の方も練習に使われているとのことです!!
写真は取れずでしたが、VRゴーグルをつけ、模擬銃を持って、雪山の猪狩りを楽しみました!
実際に銃が上手い人はめちゃくちゃ上手、私は、、、でした。。
練習します。
そして、このVRゴーグルに写っている様子をスマホと繋ぐこともできます!
ただ、必要なものとして、
・VRゴーグル
・模擬銃
・アプリ
など、初期費用は20万円ほど、しかも個人でヨーロッパの会社とやり取りしないと購入できません、、、
値段もさることながら、中々ハードルが高いですね、、
私には到底手が届きませんが、次回こそは、引き金を引けるよう、家で構えて素振り練習したいと思います!