インボイスって何?
今回はインボイスについてです。
まずは、消費税の納税額について見ていきましょう。
パン屋さんで例えると、
お客さんにパンを売った時に消費税を受け取りますよね。
そして、小麦粉やバターなどの原材料を買う時に消費税を支払っていますよね。
これを相殺した金額が納税額となります。
そして、「売上1,000万円」を境に
納税しなければならない納税義務者と
納税しなくても良い免税事業者に分かれます。
免税事業者である問屋は、パン屋から消費税を受け取っているにも関わらず納税しなくても良いということになります。
つまり、受け取った消費税が利益になっているということです。
これが「益税」というものです。
これをなんとか無くしたい…‼︎ということで2023年10月から開始されるのが「インボイス制度」です。
インボイスとは適格請求書といわれるものです。
パン屋は問屋の発行したインボイス(適格請求書)がないと消費税Bから消費税Aの分を引くことができず、両方とも支払うことになります。
問屋がインボイスを発行するには、税務署長の登録を受けなけばなりません。そして、登録をすると納税義務者となり、もう免税事業者ではいられません。
パン屋はインボイスが欲しい。
問屋は登録したくない。
パ「登録しないなら登録している問屋に変えるよ?」
問「え!ちょ待って…!」
ということです。
インボイス…もうおぼえましたね?
ではまた!
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